コメが店頭から消えている。
昨年の猛暑による生産減とインバウンド需要増が原因という。
1993年の「平成の米騒動」(記録的な低温、長雨)の時は仕事で被害調査や対策に忙殺されていた。コメばかりでなく畜産物以外は麦、馬鈴薯、豆類など主要農作物は全てが凶作だった。
小さいころに親から〝配給米〟〝外米〟という言葉をよく聞いていたがまさかタイ米、カリフォルニア米など〝外米〟を食べるようになるとは思いもしなかった。
9月になれば新米も出回り始めて需給は緩和に向かうと思われるが、台風などによる災害が気掛かりである。
自民党総裁選と立憲民主党代表選で農業政策が語られるかどうか注目したい。
今のところ自民党は不明。立憲は枝野氏が「食料安全保障の確立に資する(農家所得)直接支払制度を構築する。」と政策集で記述している。
欧米ではごく普通の制度だが、その内容を国民に分かるように説明できるかどうかがポイントだ。
農業の様々なハンデキャップを「所得」というシンプルな形で直接補填することに国民が納税者として理解、納得するかどうかである。
地球規模で農産物生産が大きく変動する時代である。国防の礎は食料安全保障のしくみ作りにある。型落ちしたアメリカの兵器をリボ払いで買うようなことをだらだらと続けさせてはならない。
我が家の稲穂は重たそうだ。北海道は平年以上の作柄が見込まれている。2024.8.29
我が家の稲は少し負けているようです。
もう少ししたら写真をアップします。
備蓄米にしようかナ。(笑)