朝、カーテンを開けると西の空にスーパームーンが見えていた。
6月から続いたO農場の大根出荷が昨日終わった。
Oさん家族4人、選別作業の専従女性3人に日々JA派遣2人が加わって5ヵ月間の作業だった。春先の冷たい強風の中で始まって、猛暑の選別・箱詰めライン施設で大型の扇風機に助けられ、今、再びウィンドブレーカーを着こむ季節になっていた。年々、時間の流れの速さを感じる。
今年はOさんの所に来ることが多く、二人の息子さんはじめ、皆さんとすっかり顔なじみになったので、これで暫し来年までお別れかと思うとちよっと寂しい気がした。
解散の間際、夜のファイスターズ戦のことが話題になった。
息子さんに、「大根もファイナルでしたね。」と労を労うと、「ファイターズの勝利より嬉しいです。」と笑った。
そうだよな。
日の明けやらぬ時間から掘り始め、朝食の後、8:30から洗浄、選別、箱詰め、出荷が夕方まで続く。大変な仕事だ。
沢庵付け用に規格外の大根をたくさん貰ってベランダに干した。
間もなく冬の到来だ。
2024.10.17
スズメの餌もくず米だけれど新米になった
松山千春 「春夏秋冬」
北海道の農場の変化のある様々な香りが風に乗って伝わってくるような気がしました。