覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

第九の主役

2005年12月16日 16時36分03秒 | Weblog
 明日17日は、ライト兄弟の初飛行により、飛行機の日 またベートーヴェン 競馬会理事長・有馬頼寧 の誕生日(ベートーヴェンは洗礼日)。この有馬記念生みの親とベートーヴェンが同じ誕生日たることに意味がある。



 早く新年1月号が観たい「優駿」だが、12月号で、該当ページは48ページ 22ページ。



 この48ページで先ずぎょっとするのが、中山4R 1枠1番 トップロード。実に48ページの1枠1番で菊花賞を勝ったナリタトップロードの死亡記事。これに同じゼッケンにトップロードに、CBC賞の週に、ミスターCBの吉永厩舎。



 同じく中山10R ひいらぎ賞の4枠8番には アリマエクセレント。



 メインでやらずの続く藤沢 デザーモのキングストレイル、メインディセンバーSの7枠11番。またコスモステージ藤沢は倒壊の危険で、頂けないが、東京駅の日の週、またトワイライトエクスプレスでのコーヒーでの着服騒ぎ、レイルの入ったこの馬、いかがなものか。



 中京11R伊吹山特別、5枠10番ムーンライトソナタ。誕生日ベートーヴェンの通俗名曲、ピアノソナタ14番嬰ハ短調は別名「月光」、ムーンライトソナタと言われているが。この直後の最終でも5枠の赤木騎手。
 また中京7R、5枠9番はキッズフライト。ライト兄弟初飛行の日。



 48ページには、前田禎調教師の訃報も告げられているが、この厩舎の馬の大半は相沢郁厩舎に移ったはず。明日、お弔いがあるはずだ。



 幸せなことに、明日阪神最終8枠14番 コレデイイノダ。



 先週最後まで人気でやらず続きだった武豊、22ページは7番のディープインパクト、3冠ジョッキーの文字。先ほどの吉永師も3冠ジョッキーであり、ターフで出会える3冠ジョッキーは吉永正人 南井克巳 武豊 だけだが、明日阪神1Rいきなり、7番で武のレッドバースピン。氷上のスピンを考えても、見るべき1頭では。



 阪神メイン11RアクアルミナスS、4枠8番JCロブロイの負けた位置に同じゼンノのゼンノエキスプレス。鉄道ネタだが。
 阪神最終、4枠5番には、トップロードと同じ、沖 渡辺のナリタレインボウ。陰謀暴きの週だったが、この5枠8番マイネルアルバには、ネ ア バ の3文字。姉歯。



 中京10R中京2歳ステークス。黒田さんの愛車、ロータス。実際の愛車同様緑の6枠6番で、年内は発射しまくりのまま終了すると見る。また先週、ショウナンタキオンが負けた1枠のオースミタキオン、常識的に埋め合わせのはずだ。



 明日の朝一番中山1R、姉歯氏が耐震偽装第1号として語った、コスモステージ池上の池上厩舎、コアレスボニータが初っ端のお1枠1番。コアレスとは、中心、核が欠落していること、偽装マンションの手口、鉄筋を抜くそのものに繋がるのではないか。ズバリ、あっさり疑わしい。



 柊 と書くひいらぎ賞と、仲冬特別の組まれた中山、最終の大外にも姿の見える田子冬樹、仕事だろうな。



 ミキティのショートプログラムの音楽は、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」である。この映画の原題が、メリークリスマス、ミスターローレンス であり、明日、中京5R 7枠14番には、さらに映画界で超有名な別のロレンスが登場する。首相が東アジアサミットに出かけた週、中山7Rコングレスとは国際的会合を意味し、これが池上と同じ枠で坂本勝美厩舎だと、いささか気にはなる。


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白と黒の8

2005年12月16日 16時35分20秒 | Weblog
 プラッター会長が小泉首相に示した、来年のワールドカップの公式球の表面模様は、明らかに、幾何学的には 8 の文字をなぞるデザイン あしらいとなっていた。これは隠れたキーワードになろう。



 かつて、平成元年頃だろうか、GⅠ出馬表に ダンツクインビー など、ビーの文字の馬名が出走すると8枠が絡むということが頻発した。ビー= bee = 蜂=8 とわたしは解釈した。こないだの、スーパーホーネットのホーネットもクマンバチの8であった。



 開催国ドイツのユニフォームも、白黒で、公式球も言うまでも無く、白黒のカラリング。つまりは重要なところで、1-2 を用意するということだ。意外に早いかも知れない。



 昨日のエレガントなサッカーダンス、ワールドカップでも果たしてかくも、と思われるほどのプレーに痺れた。
 70番 70歳で、イチローを見出し育てた、仰木さんが亡くなった。70歳とは、今この世界一の長寿社会、まだヤングである。スポーツマンらしく、腰も曲がらず、颯爽と街を往き、グラウンドでも目を光らせ、30代、40代の小僧に檄を飛ばす渋く思いの容量深々とした指揮官、憧れであり、また今後の社会はかくあらねばと思わせる、ダンディなお姿であった。あの、思い出の 10・19 これは競馬会には極直接、馬券にしてもらいたいし、その用意をはじめているだろう。



 老人社会、熟年社会などと呼ばれるが、これこそ真に成熟社会なのである。青春とは心の在り方のことである の文字をマッカーサーは絶えず執務室に掲げていたという。これは80歳を超えたある人物の誕生日における言であるという。日本が女社会、いや小娘社会であるからこそ、40にも手が届く頃合になると、俺はもう若くないなどと、小娘的視点に合意を与え、勝手な決めつけ、対世間への予備配慮など始めるが、心得違いも甚だしい。私も、70、80で若い真に麗しい女性に心を燃やし、毎朝仕事に出かけ、夜半には趣味に精を出すうるわしい年配の方を存じ上げている。人間社会で真に重要な仕事が出来るのは早くとも50歳以降だという。わたくしの馬券術も徐々に長けてきた。永年、といって高が知れているが、向こうの思いが分かるのである。競馬だからこその、すばらしい役割を果たしているのである。週末が近付き、競馬新聞 スポーツ紙ばかりに夢中に陥らず、小学生の娘を「映画ふたりはプリキュア」に連れて行き、自分も観るべきである。そのように拵えられているのである。

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