結論的に申すと、4月16日水曜日に発生した、韓国旅客船沈没事故。これで、JRAは当初の予定を変え、皐月賞を実施したと見る。
ここ2週のGⅠ、桜花賞 皐月賞 で発射した ハープスター トゥザワールド この2頭の共通項に潜む今年固有の秘密。これは御登録ある方々にしかお話できないが、しかし、皐月賞の発射馬。これに関しては、最早終わったこと。次の事柄を申し上げる。
この事案の発生が水曜で朝8時58分頃、翌・木曜午後2時過ぎの皐月賞出馬表発表。この間に、明らかになった事柄、また盛り込まれた演出は、結末として昨日レースで示された通り。
で、わたくしが、最も目を奪われた事実は
トゥザワールド 川田将雅 1番人気候補馬
これに関する、次の事実だった。
沈没船セウォル号から最初に船長が逃げ出したこと
川田将雅騎手 皐月賞で優勝実績 馬名 船長=キャプテン馬
云うまでも無く、ご存知、2008年 第68回 皐月賞 キャプテントゥーレ 川田将雅 7番人気 での勝利である。
果たして、この沈没船事故、船長が真っ先に、乗客を置いて避難、脱出した事件の折、船長(キャプテン)馬で皐月賞を優勝した実績のあるジョッキーが、今回また1番人気(必至)の1頭で、その週の皐月賞に登場する。これにどう対するか、であった。
結局、JRA演出サイドは、この馬を発射させた。
そして、優勝馬は、そのキャリアから、明瞭に推察できる、日韓の間に横たわり、両国の懸案となっている、ある島を託した1頭 イスラボニータ(美しい島) 云わば、
日韓両国間問題の海洋上のシンボルと船長 で、皐月賞は決まった!
結果を踏まえた考察の上のわたくしの結論として申し上げているが、土曜に御登録の皆様方にお伝えした固有の周期性からも、今回、トゥザワールド 川田 は、別の1頭の代理で、やむなく発射せしめられたのである。そこで、云わば微調整が図られた。微調整とは云い難いかも知れぬが、それだけの、大事件であった、ということだ。だから、結末を見据えて、今だ不鮮明に見える。
競走史には、時代を、その週、その開催日の歴史を、また世相心情を、その時々を刻印し、後世にダイアリーとして残す使命が担わされる。谷亮子の出現が無ければ、馬主・谷水さんの ウオッカ と云う歴史的名馬は出現しなかっただろうし、東日本大震災が起きたので、オルフェーヴルは造型された。ヴィクトワールピサのドバイ・ワールドカップの勝利。これは、云うまでも無く、世界的理解として ピサ = イタリアの斜塔 云わば、傾いた建物の象徴として、同じ地震国たるイタリアの著名な名所に託した、倒れた建物、街、傾いた文明国家のシンボルとして、また、世界の支援意思を託し、世界舞台ドバイを制すことが相応しいと判断された1頭だった。ジョッキーもイタリア人である。新潟の中越大地震が出馬表発表後、発生した週末だった菊花賞だからこそ、岩田康誠 デルタブルース ホオキパウェーブ がワンツーしたレースが、急遽、オリジナル脚本を変更の上、実施された。北京五輪の年だったからこそ、その同じ年、開催前に出来した四川大地震をも考え併せ、秋の菊花賞で オウケンブルースリ が勝利した。昨年、9月7日 アルゼンチンのIOC総会で、1964年以来、2020年東京五輪開催が決定したので、秋の東京の大一番 天皇賞・秋 及び東京で行われる国際舞台、ジャパンカップ これらが共に 7番9番 で決まった。
要するに、昨日の 第74回 皐月賞 最大のメルクマールは、
韓国沖で発生した、船長ら乗組員らが先逃げした沈没船事故
この刻印であり、これとこのところの皐月賞固有の決め事とを融合せしめる為の、「苦心」の上の、竹島馬と船長ジョッキー との決着だったと言える。
あの、デルタブルース の菊花賞は、実は当初の勝ち馬が何だったか、知る由も無いが、推察は自由で、概ね、ハーツクライ または スズカマンボ あたり、とあたりを付けるが、今回の皐月賞。実は、別の発射馬が急遽変更され、その変更の上で、組み直された出馬表だったと、わたくしは現時点で結論付ける。本当の発射予定馬は、昨日情報をお読み頂いた皆様方には、お解かりだろう。
ただ、6月1日 最大の根幹レース、日本ダービーの勝ち馬までは、少なくともこれで覆ることは無いだろう。
また御登録の皆様方にさえ、まだお話していないが、この春のGⅠ特異日。ある1日の競馬開催日で、シーズンのGⅠを連続的に、1日で予告している開催日。これにも一層確信が行った。去年や一昨年の例などとは全く異なる、今年のJRAのテーマに根ざす、ある開催日である。その日の昨日皐月賞該当レースは 8枠と17番目 で決まっている。それを告げる一般レースの出走馬も8枠で昨日出走した。
御遺体が次々に揚がる週を迎えると思うと、こころ重くなる。
皆様、しかし、こころ明るく、強く、生きて参りましょう。
皐月賞馬 ヤエノムテキ が死去した年、その皐月賞と同じ 枠連 1-8 また、天皇賞馬 ビートブラック 引退があった折、その天皇賞と同じ、ノースヒルズ馬の居る1枠と池江厩舎の8枠との決着再現。きちんと、帳尻は合わせて来た向こう。
今回、代理を立て、走らなかった馬。ダービーでどうなるのだろう。
オルフェーヴルカップがあって、皐月賞が終わり、その後の最終が 馬番 4番12番 でオルフェーヴルの皐月賞と同じだったな。
最初のメモリアルホースレースの日だったから、何をやってくるか。最初は解からない。昨日阪神メイン 枠連 2-4 も該当74ページ、同じ馬、同じ舞台、同じ牝馬レースの再現だった。
向こうは無茶苦茶はやっていない。
人生は、目も綾なタペストリー。婚礼の祝祭の隣家で弔いが営まれている。
世界のあちこちで日々、起きている事柄である。
味わい深く、噛み締めて暮らす。