もう昨日だが、火曜も情報御送付が遅れてしまい、残念ながら、午前中の良いレースを買って頂くには間に合わなかったと拝察申し上げる。
申し訳ございません。
で、件のそのレースだが、火曜京都4R メイクデビュー京都 だった。
もう、日曜の内から出馬表に目を通し、検討はしていたが、月曜京都→火曜京都 に台風襲来の為、順延され、改めて目を通し、思い至った。次の枠である。
4枠 7番 スキースクール
4枠 8番 ロイヤルヴォルト
記憶の何処かに残滓があり、そのような場合、調べてみればよい。勉強慣れしている方々は、その労を厭うまい。矢張りそうだった。
1990年 桜花賞馬 アグネスフローラ
父 ロイヤルスキー
母 アグネスレディー
この、母もオークス馬。言わば、華麗なる血族から生まれるべくして生まれた、エリート桜花賞馬であり、顕彰の河内さんに、また桜花賞タイトルをプレゼントした名牝である。シンデレラと云うより、生まれながらのプリンセスである。
この火曜の京都4Rの4枠。これが、このアグネスフローラの父ロイヤルスキーの分身配置となっていた。
偶然だと思われる方はそれで終わり。また ロイヤルスキー で アグネスフローラ に思いも至らない方は、それはそのまま、そっとして置いて上げるしかない。向こう=競馬界演出側 もそう思っていることだろう。
何故、アグネスフローラの父をそっと暗示、解かる者にだけ告げるのか?
調べると、この火曜日。順延で京都だけになった開催日。アグネスの馬はただ1頭しか出走していなかった。それが、実に当のこのレース、京都4Rだった。
7枠13番 アグネスファイン 12番人気 単 44.7倍
7枠14番 ダンシング 13番人気 単 52.0倍
7枠15番 ナムラクロワッサン 9番人気 単 29.1倍
わたくしの解釈はこうだった。この7枠が発射する!
皆様方は、このような折、どう出られるのだろう。
ただ、アグネスの馬だとは限らない。3頭も居る以上、馬連 馬単 総流しと云う一手も有るだろう。
わたくしは、このような折、先ず枠連から着手する。そして原則は、これだけ人気薄が揃う枠である以上、ここから人気馬の枠へ。これが第一である。
結果、火曜京都4R
1着 6枠11番 グレイスフルワード 4番人気
2着 7枠14番 ダンシング 13番人気
枠連 6-7 4600円 馬連 38330円
馬単 57190円
信念が在り、貫徹する覚悟のある方なら、3連単 まで、買い込めば 3連単 124万馬券 である。千円買われれば、1240万円。1年の年収が1レースで、と云う方も有ろう。
このようなことが競馬の正体である。
そしてまた1つ、問いかけられる。
あなたは本当にお金が好きなのか? それとも・・・
競馬は勉強。勘とか運に頼り、自分にはそれが備わっているから勝てる!と云う腹積もりの方々が、どのような馬券生活を送られるか。容易に察しが付く。それを体現、味わっておられる方も数多かろう。
正しい勉強の仕方で、正しく推論、推理すれば、的中馬券はどんどん舞い込んで来るようになるはずだ。
私も、顕彰者紹介・お披露目の週で、そのうちのお独り、河内さんを思いめぐらせていたから、浮かんだ。その勝利だったものである。わたくしも 枠連 2-7 から買いに入り、枠連 4-6 46倍 をゲットしたまで。手も廻り切らなかったのも事実。
重賞やGⅠともなれば、一晩考え抜くことも普通だが、1日に24~36レースも有れば、当たり馬券は、その内の1レースででも、このように「気付くかどうか」で、あっさりと高配当も転がっているのである。
だから、全レース買う訳ではないが、全レースを凝視、出馬表を読むのである。
スターホースならまだしも、無名馬のカタカナ馬名を、無意味の羅列としか捉えられない方々は、スターホースとて、その正体を知ること無く、引退式を見届けられる方だろう。
学べば学ぶほど、競馬は強くなって行く。
将棋や(わたくしは知らないが)麻雀、ゴルフ、パチスロ、外国語、社内プレゼン、カラオケ、SEXとて同様ではないのか。だが、学ばない方、学び方が間違っている方々は、10年前と同じ馬券力のままの筈だ。10年後も同様だろう。
それでも楽しい、と云う方こそ、JRAが喜ぶ「真のファン」なのかも知れない。
京都大賞典 12頭立て7番 これが、凱旋門賞の
19番 ハープスター 川田将雅 松田博資厩舎
このコンビと同じ ラストインパクト だと気付いた時、思ったものだ。そして御登録の皆様方に御伝えもしている。
この馬名は、わざわざロンシャン最後の直線で、中継カメラの位置に併せ、斜めに内に切れ込みつつ追い込んで見せ、実際以上に最後の伸び脚を際立たせ、先頭に迫っているように見せた、ハープスターの最後の追い込みの与えた印象、これを託した馬名である、と。
凱旋門賞、日本馬総崩れの翌週だった、この4日間開催。3つの重賞が組まれ、内2つの重賞で
6番 横山典弘 ゴールドシップ 14着
→ いちょうステークス 6番 クラリティスカイ 横山 優勝
19番 川田・松田博 ハープスター 6着
(= 12頭立て7番)
→ 京都大賞典 19番目 ラストインパクト 川田 優勝
このそれぞれのゼッケンで勝利し、仏遠征惨敗の禊を果たし、厄を落とした週であった。JRA側はすぐやってみせる。偶然だと思い込む連中には、とても信じられず、真剣な投票に至らないからである。
もう、明らかに、作為。人的で知的意志の所産で、馬同士が競走しているなどと信ずるとは、信長クラスを超える、とんでもない大タワケである。
全レース、全着順が脚本通りで行われており、一般レースで、馬券とは直接無関係な下位着順ででも、仮に微差であってもミスを犯すことが度々のような、下手なジョッキーは、GⅠの大舞台などに出させてもらえない。
それで巧緻、また演出力が判定され、「栄光」のジョッキーに選ばれるのである。
顕彰者、柴田政人はかつて語った。「騎手とはアーティストである。」
武豊が、勝ち役ではなく、盛り上げ役に廻ってから、若手で演出力の豊かなジョッキーが数多く育った。浜中、川田、北村、田辺ら。
今週の ジョッキーベイビーズ 6-7 = 京都大賞典 枠連 6-7 明らかに馬そのものまでも操作されている。恐らく遠隔、ハイテク、人的尽力に拠ってである。
全着順まで、厳重に主催者側に管理された、最も売り上げの大きいGⅠシリーズが間も無く、始まる。
もうわたくしも、レースを凝視しなくなった。
観るのは、ゴール前だけである。
これでもファンの一人のつもりである。