覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

継承

2014年10月28日 09時57分20秒 | Weblog
 
 わたくしも大好きで、しばしばこの場でも作品を取り上げ、画像掲載させて頂いている、有田焼の代表的な陶工、酒井田柿右衛門
 
 あの、2012年JCダートと云うのレースで 14番 ニホンピロアワーズ 酒井 これが勝利した折から気付いていた。
 
 ダートと云う砂のレースだが、芝のレースと異なり、この砂のレースでこそ、日本の伝統文化であり、世界に冠たる力量を持つ、の芸術を映し出す。当然これには就任した
 
   JRA第14代 理事長 土川健之 
   第十四代    酒井田柿右衛門  
 
 この合致が前提となっていた。そして、十四代が去年亡くなり、この春、十四代の御長男、酒井田浩さんが、十五代を襲名。市役所に改名届けを出され、正式に後継者として、スタートを切られた。
 
 十四代が大変厳しい方で、近寄るのも怖かったとか、子供の頃、抱っこしてもらった記憶も少ない、など、ひたすら一道に精進された方だった十四代。ドキュメンタリーで、九州の高級列車・七つ星の特別室の水鉢を製作される過程など、わたくしも視聴し、人間国宝と云う方の真髄を見た気がした。
 
 
 皆様。これは競馬の話で、わたくしはこう読み取っていた。
 今回の菊花賞
 
    7枠14番 トゥザワールド       = 十四代
    7枠15番 ワンアンドオンリー     = 十五代
 
 この同居、隣接、人気の揃いこそが、逆に「酒井」騎手の訴えなのだと。
 十四代から十五代への継承をなぞり、だからこそ、17ページにメジロマックイーンを示し、天皇賞でのメジロの親子三代制覇を記しているのだ、と。
 
 2着は「土の音」と云う1頭だった。
 
 酒井と土の音。菊の御紋の天皇家と同じ、世代継承を見事映し出したレースだった。
 
 しかも、十五代目JRA理事長・後藤正幸氏が就任し、10月号『優駿』で挨拶を述べた月の菊花賞だった。十四代 → 十五代 競馬会も継承した。
 
 再度記すが、十四代の百年インタビューでのお言葉。
 
   美しいものは世に沢山在る。
   美しいものではなく、きれいなものを作りたい。
 
 
 凛として聳えるものではなく、人のこころに寄り添うものとは何なのか。
 
 土にも音があり、その声を聴く。このような境地で生き、路傍のひとむれの叢にも目を向ける魂とは。
 
 
 御登録、御受けしておりますが、お手続きされた皆様、今週の天皇賞・秋の予告も10月18日時点で御送付しておりますが、新規御登録の方々にも、御登録次第、その内容を予告メールとしてお送りしております。
 直ぐ、情報御送付先のメールアドレスを御連絡下さいませ。
 
 
 第150回 天皇賞・秋 も、〇枠または〇枠 と告知されております。概ね、昨日の検討で 〇枠 の方だと見ておりますが、出馬表発表前に、お知らせしております。
 
 
 御登録は
 
     sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで
 
 『詳細希望』または『登録希望』の件名にて、空メールを下さい。
 
 長期御登録は、先着順・限定数でお受けして居ります。
 
 今回も、わたくしに乗って下さい。情報をお読み頂けましたなら、御納得頂けます。絶好のチャンス。
 
 
 エランドールの最も近い出走レースが 枠連 7-7 だったから、矢張り今回は人気の2頭 7-7 になるのだと読んでおられた方。わたくしはこれを百も承知で事前に囮だと断言し御登録の皆様方に申し上げたが、そこまでで読み止っているようでは、まだ浅かったと申し上げるしかない。囮まで用意してあるのだから、逆に真のサインだと確信した次第である。
 
 
 エランドール その年、勇躍、活躍した顕著な新人俳優に贈られる演技賞。黄金の飛翔 と云う意味である。そして、当日 5枠のゴールド馬 の枠が既に2つも発射済みとなったので、この 5枠10番 ゴールドアクター 黄金の俳優 は、来ても3着までだと読めたメイン前。黄金の役者、豊川悦司。酒井君と並ぶと如何にも大柄だが、うれしいツーショットだった。酒井騎手、ありがとう。エビショー、最後の直線の叩きぶり。鬼神のようで鮮やかだった。
 すばらしいものを見た。
 
 
 
 

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