今年ももう中盤、年度を代表する中軸のレースも展開され、再来週がもうダービーと云う5月の盛りなのだから、今年も前半のクライマックスシーズンである。
年度当初には、解からなかった向こうの『今年固有の遣り口、サイン』。これら決め事が、はっきり、あれこれと判明して来ていて当然である。何も浮かばない、と云う不勉強の方々は、多分、今年の有馬のファンファーレを聞くまでそうなのだろう。
で、もうこの時節、既にお気付きの方も多かろうが、あるジョッキーが年度当初から、縦横、大車輪の活躍を続けている。わたくしは、今年はこのジョッキーであることは、昨年末には意識していたし、また鋭い方なら、数年前からでも、今年2015年はこの騎手が仕事を果たすことを察知、心待ちしておられたに相違ない。
無論、一度でも今年御登録下さった方々には周知。
先週も、土曜。このジョッキーは 1枠 7枠 8枠 で出走し、土曜メイン3つでは 京都が1枠の2着 東京では8枠が優勝 新潟でも8枠が2着した。1枠と8枠が使われた。即ち、予告として機能したのである。7枠はどうしたのか、だが、それほど甘くない。
この騎手だけで戦おうと云うのが無理であり、我がままである。わたくしなどは、東京メイン プリンシパルステークス 圧倒的人気1倍台の 8枠 アンビシャス 万全をこれで上乗せされ、自分で見抜いた5枠。これを本線で 枠連 5-8 2250円 馬連 4560円 馬単 6000円 これらを頂戴した。
京都でも、連動から浮かぶ 京都新聞杯 の1枠 ポルトドートウィユ 武豊 これでどうやら安心と見て、買いに出た。低配当ではあったが、穏当に頂戴した。この土曜の新潟では、1Rで
1枠 1番 テイエムシシーポス
2枠 2番 テイエムセイリュウ
この 2頭のテイエム で 枠連 1-2 を示唆すると云うローカルからの仕掛けも見つかっていたので、致し方無い 枠連 1-2 だった。最近、この手のサインが多く使われている。NHKに向けても、当日、早いレースで示唆が出されているのである。
翻って日曜、このジョッキーは 3枠 5枠 6枠 で登場した。
5枠は NHKマイル だろう、と見ていたし、3枠は2つの重賞のどちらか。こう読んでいたが、既に幾度か御紹介した
3枠 5番 アルフレード 津村 13年NHKマイル2着
3枠 6番 ダコール 小牧太
この新潟メインの3枠は際立ち、聳え立って見えた。NHKマイルC当日、そのかつての2着馬でGⅠクラスの実績馬が、ローカル新潟の重賞に登場するのである。しかも、
NHK朝の連続ドラマ『まれ』 主人公 津村希 (つむら まれ)
将来、パティシエリを目指すこの健気な女の子と同じ津村。これをNHK当日に堂々と出され、素通りの訳が無い。わたくしは、NHKの5枠も自信を持っていたが、枠連 3-5 などには決してならないことを承知していたので、この早く発走するメイン 第37回 新潟大賞典 に向け、尋常以上の注視を注いでいた。別の確信から 2枠 NZの外国人女性の「招待」まで、その意味を自答し、シャーロット・ケイト・フォックスさん写しなのか、次の週(今週)から2週連続する、牝馬のクライマックスGⅠへのサインなのか。これを問いつつ 2-3 を祈りつつ、またひょっとして女性騎手の跨った騎士(Knight)の方がやるのではないか。これで少々昂ぶりつつ、待っていたものである。
結局、この騎手の 3枠 5枠 6枠 内、3枠が新潟大賞典で、5枠がNHKで炸裂し、また6枠は不発置き去り。京都メインでも5枠が優勝した。
このジョッキー、堂々たる今年のメインサイン・ジョッキーだが、マイナーだと見る向きもあるが、あることでは非常に目立っている。あのワンツーのレース、わたくしは忘れられず、今年のクライマックスでの再現も視野に入れ、この毎週の大レースのシーズンを戦っている次第である。
殊に、このジョッキーと切っても切れない、あのレースこそ、枠連 2-3 2番5番 今年の皐月賞そのまま、予告だったと云う事実は重い。
総て終わらないと、あるいは終わっても、この場ではお伝えできない事柄ではあるが、大レースにはそれなりの、大きなサインが在るのが当然で、では、仮にダービーと言い、一体何が大きなサインなのか?と右往左往するのが一般ファンの常であり、総ては作為だと信じ、向こうの意図、恣意的痕跡を辿らないと、膨大なレース結果。次々にやってくるレースの氾濫に圧倒され、新潟が終わったと思ったら、直ぐメインだ、返し馬だ、投票だ! とどう見ても、静かな書斎で凝視する、冷静で果断なまなざしでなければ、昂ぶった頭では中々勝てないのではないか。
向こう(主催者・演出者側)がレース結果を予め決め、それをニュアンスとして匂わせる演出、何らかの正解告知を事前に放ってくれていることは、厳然たる事実である。
そして大きなレースほど、直前の別のレースでまで、その告知を続けるのだが、逆に既に大きな告知は放ってあるものなのである。どうやって、それに辿り着くか。
今回の 第10回 ヴィクトリアマイル
わたくしは今、目前で去年 2014年春GⅠシステム これの展開を再度、復習しつつ、成る程、去年のヴィルシーナの連覇。このシステムで告げられたと同じ2年連続だったのだ、と見返している最中だが、今年のシステムにして、今回の出走メンバーの顔ぶれ。
実績的に抜けた ヌーヴォレコルト に人気が集まり、続く ディアデラマドレ重賞3勝馬。以降混沌たる人気馬が並び、上がり馬 カフェブリリアント そして
当日プレゼンター 藤原竜也 俳優
出走予定 藤原英昭厩舎 ストレイトガール
これの合致は直ぐ解かる、去年の3着馬。これはどうなのか。
さても、波乱と見て良いレースだろう。
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