祇園精舎

気の向くままの徒然日記

千丈の堤も螻蟻の穴をもって潰ゆ…

2007年02月05日 | ひとりごと
ちまたでは食品での問題が報道され不二家が経営不振に陥りましたが…

たまに不二家に寄りケーキを買っていた。
店の主人とは顔見知りではないが、何回か買ううちに顔を覚えてくれ
「いつもありがとうございます!」と声をかけてくれるようになった。
ペコちゃんの人形もくれた。

しかし先日店の前を通ると閉店していた。
主人はどうしてるのだろう…?すごい寂しい気持ちになった。

確かに賞味期限切れを使用したのは信用を失うし悪いことで許しがたいけど…
考えてみる。

賞味期限を過ぎた品を使用したのだろ?
家庭なら消費期限より劣化しにくいから多少大丈夫…とは思ってしまうかな?
でも企業だし人さまに出すなら絶対避けるべきだよな。
しかし菓子職人・パティシエが作って味を見ているのだし…冷蔵庫が普及する前なら商品の寿命って感覚だったのだから、今は敏感と過剰に反応しているのではないかな?とも思えてくる。
もちろん基準は大切です。

しかし人柄も知らぬがあの店の主人が悪いとは思えない。
不二家って全国で展開しているから主人だけにとどまらず、たくさんの人が影響を受けて店を閉めた…と思えばなんか悲しい。

と同時にマスコミ・メディアの力も大きすぎると感じる。
報道は大事で悪いことには制裁は必要だろうけど制裁が強すぎる…と思いました。


ペコちゃんの人形は、捨てずに今オモチャ箱の中に眠っている…

もうお店は開店しないのだろうか?開いたら自分は行ってみようと思っています。