祇園精舎

気の向くままの徒然日記

2007年02月07日 | ひとりごと
朝、車を運転してみた。
腕が痛くてハンドルをまわすのが厳しい。そして感覚が変。スピードも出してないのに慎重になる。恐怖を感じてる?違和感を感じて仕方なかった。
「あんたに命を預けてるんやよ」と言われた。
鼻で笑ったけど少しプレッシャーを感じた。
人を運行している職の人はすごい責任と命を背負って走るんやな、と考えたら何か運転がすごい行為だと感じた。

そして頭がおかしくなったのか?会社から歩いて帰ろうと思った。
益が無く意味は無いけど、乗り物に頼らず歩けるか試そう…と思った。
幾人か声をかけられ乗っていくか?とも言ってくれたが断る。
可愛げのないケッタイな人だと思われただろう。自分でも変な輩だと思ったが構わず歩いた。歩いてみたかった。
しかし温暖化の影響か?全く寒くない。2月だぞ?
車で約15分程の距離だから10キロも満たない。だからしれているはず。ウオーキングには適度な距離だ。…と考えていたが膝が痛くなる。これは戒め。

無心になれず何か考えてしまう。
子供の時に母に怒られ裸足で家を出て行き駅まで歩いたことや、
旅行で帰ってきた時に父が向かえにきてくれたのに無視して歩いて帰ったことなどを思い出した。その時の道を通ったから。あの時はスマンことをした。
たくさんの車が通りすぎ抜かれていく。色々な人が行き交っていると考えれば不思議。
いつも何気に流れている景色がスローモーションで流れる。自分の足は遅い。
時間の無駄を少しだけ楽しみながらじれったくもなりながら乗り物のありがたみを軽く感じた。

そして難なく歩けた。気持ちはまだまだ歩ける。今は頼らなくても大丈夫だなと感じれた。
急ぐこともなく行動する楽しみを捨てれば乗り物が無くなっても生きていく最低限の生活はとりあえず出来るとは思った。

明日は…いや止めておこう。もう歩かない。
頼れる時は素直に従うのが得である。

なんか変わり者だと自分で思っている。