祇園精舎

気の向くままの徒然日記

カーナビ講習

2007年12月13日 | おでかけ
職場で定年近い方が何かしら休日に日帰りで各地を巡っている。

理由は知らない。聞いてもはっきりとは答えてくれない。


「城崎ってどう行くの?」

「神戸ってどう行くの?」

「樫原ってどう行くの?」

…月に一、二度、地図を持ってきて聞きにくる。
そのツド蛍光ペンで道順をなぞるのだが…

都心にも高速道路ってのがあって使えば便利だが勝手を知らないと少し複雑。
田舎道で走り慣れた年輩の人が都心の高速道路・・・しかも環状線なんか走れるのだろうか?

考えて都心の高速道路を迂回するルートを記載しつつ、電車で行くことかカーナビをつけることを薦めていた。
大方、電車で行っていたようだ。

本日も
「豊中ってどう行くの?」と聞いてきた。

いつも通り道順をなぞるのだが今回は違った。

「カーナビを買ったんよ」


「おぉ~!!それなら迷わず行けるやん、良かったがな」

というと照れくさそうに笑うのだが・・・


「使い方がわからんねん。それとカーナビの道順どおりに行くなアカンの?間違ったらどうすんの?…」

…色々と質問攻めだ

購入先の店員さんに聞いたものの説明は仲間が聞いていて、仲間も理解していないらしい。
説明書もめんどくさいのか

とにかく「わからん」と言って読もうとしない・・・


自分も車がないしナビの使用経験が少ないので自信はないのだけどなぁ



業務就業後、町内で講習実施である。

複雑なことはこの際なし。
目的地のセットの仕方だけを重要かつ簡潔に言いあとは走行・・・


「この道を右でエエの?」

「俺に聞かんとナビを頼りよし。あぁ~!ナビばっかり見てたらアカン!危ない!」


一時間近くのドライブで感覚が掴んだのか?

「うん、大丈夫やわ。行けると思う」


ホンマに大丈夫かよ?…知らない道を行くんやで?しかも明日…



しかし年輩になっても冒険しよう…というか行動する精神は尊重する。

自分も定年間近な歳になって何かに挑戦しようという意思は持ち続けているだろうかな?


プチツーリング 12月12日

2007年12月13日 | おでかけ
別職場に応援に行くの巻。

もう一人別会社からの応援はMさんとである
実に楽しい人と自分は感じる。

仕事的は多忙ではなく半分以上はのんびりとしていたので返って申し訳ないくらいであった。

終わってみればアッというまであったが、これはMさんのお蔭であろうと思える。


「また次も一緒にやろうな」と言ってくれた時はありがたく
「こちらこそ是非とも!!」と思ったが、
職場からは次はコンビを組ますな~…とお達しがくるかもしれない



その後、バイクでお世話になっているM上さんのところに寄るの巻。
この方も気さくな人で楽しい人と感じる。


農園もしていてみかんの収穫時期という。
実際コンテナにたくさんのミカンの量に驚いたがごくホンの一部らしい・・・

規模の大きさにまず驚いた!!


仕分けの手伝いをさせてもらう。ミカンの大きさを分別する作業だ。

仕分けは機械がしてくれるが、機械に投入する作業や仕分け後の運搬は手作業だ。
新しい装置を導入したおかげで幾分も楽になったとはいっていた。
一部とはいえ量がとにかくすごいので運搬するだけでもかなりな重労働と感じる。
作業は大変であると実感した

そんな中、楽しいとも思えた。

色々と手伝いを続けているMさんは
「そんなの言えるのは最初だけや」と冗談とも本気とも言う。
うん、確かにその通りだと思える。一朝一夕ならず続けることはエライ。

しかし今までにしたことのない事を経験してると思えば不謹慎ながら楽しいのである。
何よりしんどくても笑えたのがよかったわ


…仕分けしてる中、Mさんが隙をみてミカンを頬張っているのは笑った。
M上さんが「また食ってやがる」って顔をしてるのを見た時も笑った。

そんな中、Mさんからいくつか分けてもらったのをつまんだが…めっさ甘いのである!

ミカンは県民としては食べ慣れているはずなのに、今までで随一の美味しさであった!!

多分この時に美味かったと思えたことはずっと忘れへんと思える。

大坊ミカン
衝撃的な出会いであった。



Mさんありがとう!スゴイのにめぐり合わせていただきました



これは絶対、ウチの母上に食わせてあげたい。

一度買ってきたミカンで不評を被ったが美味いって唸るはずである。
その姿が楽しみである。
とはいえオイラが作ったのではないが・・




その後、M上さん邸にお邪魔して談話をした。
M上さん婦人とも面識をもてた。これも貴重な時間であったと思える。
話は些細なことだけど何かうれしく感じたっけ。


帰りにM上さん自身からもミカンをいただきました。ほんまオオキニです



その時はMさんの姿はなく疾風の如く去っていた。
来る時は憑いていた故、帰りは少し道に迷いましたが…

またお会いしましょう


衝撃であり有意義な一日であったと思えたよ。どうもありがとう