まもなく午前6時です。結局、午前1時過ぎに会社に帰り、自宅で待機していたのですが、一睡もせずにウォーキングに出ました。まだ真っ暗なのですが、吐く息だけは白く、ばんば競馬の馬のようです。生きているんですね。自分も、町も、地球も。暗闇中からいろいろな音が聞こえてきます。
いつ誰に貰ったのかも忘れたブラックのレスポール型エレキと今日お別れします。相当傷ついてピックアップも一部壊れていて部屋のインテリアにもなりませんので、粗大ゴミになります。ケニアのワンガル・マータイさんなら、やはり「もったいない」でしょうね。修理して、仮に電気が通らなくても音が出れば「楽器」には間違いないのですから…。まだ昭和のメモリアルグッズが減りました。
某病院3階東病棟へ寝台車でお迎えにいきました。ご遺族の方々が本当に親切でこちらが恐縮してしまうほどです。自宅から帰るときも玄関先まで見送ってくださいました。「夜遅くにすいませんでした」私たちの仕事は365日24時間体制が当たり前であるのに、こんなに感謝されるのは、逆に身が引き締まると同時に使命感を感じさせてくれます。寝台車の助手席に座った故人の奥さんは、病院のナースさんたちが、当社の対応を褒めてましたと聞かされて、何よりも励みになりました。昔と違い今は待ちの姿勢の葬儀屋さんではなくて、バンバン広告を出すような葬祭サービス業になりましたが、やはり一番の宣伝は口コミとお客様からの直接の依頼であります。
本当にプロフェッショナルとして、気配り目配りが大事なことだと実感しました。
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