朝からクラシック音楽を聴きながら朝活タイムです♪
最近では無駄な延命治療をせずに痛みを取り除く緩和治療に重点を置く「平穏死」という言葉も耳にするようになりました。
ロウソクの灯りが段段静かに消えるように穏やかに死にたい…。
生きたように死ぬといいますが、今の私の生き方ですと、そういう静かな幕引きでは終わらないような気がします。
老いて死に至るということは、周囲を巻き込み、肉体的、精神的に疲労困憊させることだと言います。
人が死ぬということは嫌でも周囲のエネルギーを要する困難な必然的事象なのです。人はひとりでは生きることも死ぬこともできない社会的動物の宿命とも言えるでしょう。
超高齢化社会や少子化で在宅介護も満足にいかない状況下で今後はますます「老老介護」「孤独死」が増えていくでしょう。
介護者、喪主自身が多くの喪失感で疲弊し精神的に追い詰められております。
私たちのこれからの役割はその傷ついて疲れ果てた方々の不安を取り除き、精神的なサポーターになることです。
「人が死ぬというのは大変なエネルギーを要する、困難な作業である」(葬送ジャーナリスト碑文谷創氏)
6月5日は、二十四節気で「芒種」です。稲など芒(のぎ)のある穀類の種蒔きをする時期であります。
先日訪れた仙台市若林区の田植えもほとんど済んでおりました。白鷺が首を水田に突き刺して餌を漁ってました。まさに日本民族は農耕民族であります。
閑中に芒種ありけり田植えかな(元雪)