爽やかな風が吹いております。天気快晴の気温24℃。
中体連サッカーに参加する次男の応援にチャリンコで来ました。
試合結果は見事に7-1で完敗でした。
繋ぐ、回す、決める。サッカーボール回る回る青い青い空。
蹴らなければゴールはない。その一蹴りですべてが決まる。
百戦百打 一瞬の心
霊安室の役割を時々考えます。なんのためにあるのかと。
8月5日に平安閣カシータで「変わるお葬式、消えるお墓(仮題)」というテーマで小谷みどりさんと対談します葬儀ジャーナリスト碑文谷創さんの本を読みながら仕事について原点回帰してみました。
霊安室は仮の安置場所。医療機関から葬儀社への遺体引渡し場所。
病院は医療の責任は追うが、遺体のケアは葬儀社の責任になります。
遺族にとり、葬儀社の選択を迫られることになります。
かつては病院が紹介する葬儀社に依頼することがままありました。
最近は激減してきております。その原因は高齢化時代に入り、がんなど予期された死が多くなったことです。死が確実なものと想定されたとき、家族は葬式という死後のことを具体的に考えるようになります。
事前相談会開催、終活ブームは、こうした背景があると思います。
重要なのは、遺族になったばかりの家族が最初に出会う第三者が葬儀社になるということです。
葬儀社は落ち着かない状態にある遺族の不安をまずは解消しなければなりません。これから何が起こるのか、自分たちはどうしたらよいのか、不安が心の中で渦巻いております。
事故死や突然死などの予期できない死の場合は、パニック状態にあります。
遺族は葬儀社を通して社会を見て感じます。遺体がどう扱われるのか不安であります。
葬儀社が礼節をわきまえず、悔やみの言葉もなかったり、口先だけで事務的過ぎたり、遺体を大切にしないと感じたらしたら、一瞬にして不信の感情が支配することになります。
死体はモノではなく、尊厳ある遺体であります。葬儀社は亡くなった人、遺された人のために24時間サポートする仕事になりました。
ハードからハートへ。