★人物を見る八観法★
1.通ずれ其の礼するところを観る
(すらすらうまく行きだしたときに
どういうものを尊重するかを観る)
2.貴ければ其の進む所を観る
(地位が上がるにつれ、その登用する人間を観て
人物がわかる)
3.富めばその養う所を観る
(金ができると何を養い出すか)
4.聴けばその行う所を観る
(良いことを聞いたら、それを実行するか
どうかを観る)
5.習えばその言う所を観る
(習熟すればその人間の言う所を観る)
6.止めればその好むところを観る
(この「止」は板につくという意味)
7.窮すればその受けざる所を観る
(貧乏した時に何を受け入れないかを観る)
8.賎なれば其の為さざる所を観る
(人間落ちぶれると何をするかわからない
だから為さないところを観る)
(安岡正篤先生)