婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

人の噂も75日

2008-02-08 13:56:17 | Weblog
晴れた!
問題の会社さんに伺いました。
結論 ご注文も辞退してお取引もおしまいにさせていただきました。
納品のパレットは 見本をいれたものと変わらない いいパレットでした。
先方の不満は、
1・4方差しの片方のコマにフォークの爪がひっかかる(これは 単価を下げるためにサンプルを見て納得ずくでのことです)
2・耐荷重がない(いろんなサイズの製品を載せるため 薄い板だけにかなりの加重)
3・他社の板厚のある立派なパレットに比較して貧相だ(これは 最初にたたきだいでだされた4方差しのパレットがもとなので 比較にはならない)
パレットは すでにお使いになっているので 
「1枚2枚でも パレットが空いたら もう少し頑丈になるように補修しましょうか?」と申しあげたら 
「いつ空くかわからない そんなことはしていられない。」
 そのくせ 「どうしたらいいか考えてくれよ」
「モノを載せたままで考えてくれと言われても考えようがないので 社長さんのほうで何かいいお考えはないですか?」
「あぁぁ もうぐちゃぐちゃ言ってて話にならないので 帰ってくれ!歩み寄りとか考えられないのか?ひきあげろよ!このパレット」
「私共は 歩み寄って いろいろ提案しています。それをことごとく できないとおっしゃるのは 社長さんです!」
「こんなパレットいったいどこの会社にあるんだ」
「こちらです。ここです。」
「あぁl もう終わりだ!気分が悪い。値引きするとかないのか?」
「何故 値引きなのか よく理解できませんけれど それで気がおさまるのなら 考えてみましょう。でも サンプルをいれて それを見て単価も気に入ってお決めになった。お忘れにならないでください」
「まったく気分が悪いな」
「はい。私もです。このままお取引を続行してもご気分が悪いでしょうから あらたなご注文もなかったことにして どちらか気分のいい会社さんをみつけてください。失礼します」
「待てよ!注文は注文だろう」
「いいえ せっかくですけれど自信がありません」
「よそに注文してもいいんだな!]
「お願いします」
「過払いの手形の金を返せよ」
20年 この仕事をしてきて はじめてかな
なぁんだ 修理でもなんでもない 値引きだったら 納得したんだって最後に知って むしょうに腹がたった。
なんども 行き来し サンプルもそのたびに無償で作り 単価は現場まで泣かして
「なんでも金金金で 穴をあけるのも金がかかるのか!」とおっしゃったご本人が、なぁんだ 値引きか!
踏みにじられた会社の誇りと 話がキャッチボールできないんですと言った担当者の悔しさが じわっとこみあげて おしまいにいたしました。
「ひどい会社だとふれまわってやる」といわれましたが
なんでも好きなように悪しざまに言うがいい!
うわさなんて 『人の噂も75日』と云うではないかと思った。
空は曇り 口が笑って目が笑わない方は悲しい!
いいところ 自らフォークにのって 一生懸命働いていらっしゃいました。