生きる

思い出を抱えて生きる

十和田湖

2008-10-15 12:44:09 | Weblog
小さい頃はなにかと 十和田湖まで家族でくりだしました。 

母の手作りのおにぎりをどっさり持って 私は車の後部座席で知っている限りの歌をがなりたてていました。
「僕らはみんな生きている 生きているから歌うんだ」
「丘を越え 行こうよ」
「汽車 汽車 しゅっぽ しゅっぽ しゅっぽ しゅっぽ しゅっぽっぽ」
みんな 中途半端に 楽しく歌っていましたが 今考えれば うるさく迷惑な話です。

中年後半の私と年老いた両親と十和田湖へ行って見ました。私はハンドルを握って運転席です。
後部座席で騒ぐ者は誰もいません。
母がぼそぼそと
「十和田の奥入瀬渓流は自然が破壊されて あんまりきれいではなくなったんだよ」
「えっ!?どうして?」
「台風や 車の排気ガスや 様々なことが原因ではないかね」
「ふぅ~ん」
「空が見えないほど 枝が生い茂っていたのがなくなり なにがどうというのはわからないのだけれど 何か足りないのよねぇ」

      
子ノ口から休屋まで 遊覧船に乗って 湖からの景色を眺めることにしました。


子供の頃 散々 いろんな滝をながめて子ノ口に着くと(奥入瀬渓流でいくつかの滝がみられます) あともう少しで休屋(乙女の像があるところ) ご飯だご飯だと喜んだものです。ちなみに 景色よりご飯!遊覧船よりご飯!(遊覧船にのると時間がじゃっかんかかります。)

こんなにしみじみ遊覧船から景色を眺めて感動したことはありませんでした。
ちなみに父と母は デッキにでるわけではなく 気持ちよさそうに時々コックリコックリ。
いつのまにか年月が流れていたのです。

杉のパレット

2008-10-15 12:08:18 | Weblog
一年に一度の両親との旅行は、今年は仕入先の新規開拓もかねて 十和田湖にしました。(仕事も兼ねることは直前まで内緒)

 以前から杉に注目していたからです。



さんざん迷った末にたどりついた製材所
両親は、車の中にとじこめて 少し仕事をさせてもらいました。

マークの刷りこみがきれいに浮かび上がらないと不評のようですが、カラマツに比べてヤニも少なくなかなかいい!というのが第一印象です。
まあ じゃっかん 重たいものを載せるときは カラマツに劣るといわれてますが、そんなに 極端にひどいわけではありません。
いいじゃない 
パレットに使ってみましょう。