生きる

思い出を抱えて生きる

畳屋さん

2009-12-07 20:38:21 | Weblog
休日の朝 
どこからともなくカサカサ音がする。もう少し眠りたいのにと思う。知らんぷりを決めることにする。しかし 音は止まない。起き上がって音のするところを確かめようと思うが 最近 あたったためしがないため また ふとんをかぶってしまった。
 それにしても 検討もつかない物音だ。畳をカリカリ?ビニールの袋をカサカサ?
 いまいましいので 寝起き早々 掃除をはじめる。
ドタバタでおそれをなしたのか 静か。
すっかり忘れて夜。
なんと ふとんを敷きはじめたら 
また 音がする。
畳の中のような気がして さっそく上げてみることにしたが
畳の上げ方がわからない。
そこで畳屋さんに電話で聞いてみました。
ドライバーであがるでしょうとのこと ついでに畳から音がするのだが?と聞いてみる。
「音ねぇ~?ネズミかゴキブリかな?」
「それは、襲ってきますか?」
「そりゃ 無我夢中だからとびつくかな?」
「・・・・」
「畳の中にはなんにも入れないよ ダニぐらいかな」
畳は簡単には上がらなかった。ドライバーとハサミをさしこんで両膝で押しやっとの思いで持ち上げた。
畳下はブルーシートのようなものでおおわれ ネズミもゴキブリもみあたらなかった。長年たまったホコリだけ・・。
結局 夜にまた掃除をしていたのだが 音はそれ以来ピタリと止んだ。
なんだったのか いまだにわからない
ネズミもゴキブリも畳を食い破って上には登場しないことだけが実感としてわかったぐらいかな

もしかしたら家の中で いろんな生き物と暮らしているのかもしれない。