朝の地震

　午前二時半　天井裏のネズミが派手な動きをした。
えーーっ！もう五時過ぎ？なのかしら？しぶしぶ灯りをつけると　真夜中
いったい何を考えているのかしら？いいかげんにしないと怒るわよ！！
毎日　時計でも持っているのかしら？といぶかしく思うほど正確に行動していたのに・・
感心していたやさきに変な時間にハッスルしてほしくない。
さては　超音波攻撃と昼間のラジオにまいったかな？ウフフフ
このところ　どういうわけか動作も　ほとんど気にならないぐらいカサコソで　一緒に暮らしてもいいかなって　思い始めていたのに　やはりこれでは、出て行ってもらうしかありません。
そろそろ寒い部屋にも辟易していた。
父が「ネズミも外がだんだん寒くなったから家に入ってきたんだろう」って笑ったため
妙に納得するところがあって　一晩中の暖房をやめてしまったのです。

超音波→寒い→出て行く

まもなく睡魔には勝てず熟睡してネズミが騒ぐ時間帯
なんだか揺れている。
夢？ではなく現実のようでした。
あぁ　ドアを開けなければ
でも　眠い。
しっかり　眠っていました。