婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

八王子をどり/第一回

2014-03-10 13:37:59 | Weblog

今年は、例年 行われていた『お化け』という節分の行事の代わりに
『八王子をどり』

おどりの舞台は、さすが芸者衆
とても華やかなものでした。
あまり日本舞踊になじみがないので 退屈しないかしらと思ったのだが
ストーリーがあって なんといっても艶やか ほうっとため息がでました。
席中からは、ごひいきの芸者さんの名前を呼ぶ声がけがあって
たとえば
「理子!」とかです。
あっというまに二時間は、過ぎていきました。
そうそう その理子ちゃんにこのたびは招待されました。
さながら娘の(娘がいたら・・現実は息子だけです)学芸会を見る気分でした。
どうぞ めだったミスをしませんようにとつい手に汗です。
それが 最後にきて端折っていた裾が片方が落ち
ついに もう片方もばさりと落ちた時は、あぁどうしようと私の方が
ドキドキしてしまった。
しかし 動揺をみじんもださずに堂々とニコニコしながら踊っていたので
思わず心で偉い!!
舞台が変わって 今度は、洗濯女みたいに裾を端折っていた。
(たくさん出た赤い蹴だしが可愛らしいのやらいじらしいのやらで困ってしまった)
隣の席の方が 
「理子ちゃんだけ いやに顔に刷いた赤が濃すぎやしないかい?」とおっしゃっていたので 私も納得

舞台は、写真を撮ってはいけなかったので少し残念でした。

長唄も三味線も鼓も情緒があって 長く文化を継承してほしいです。

八王子芸者衆の皆様 おつかれさまでした。


  木製パレット屋のつぶやき