婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

隣の旦那様

2015-08-10 13:59:46 | Weblog

長男の何気ない言葉から始まった。

「家の玄関のわきに蜂の巣があるかもしれない」
「えーーー」

それなら退治してよ!って思ったが もう帰るときだった。

まさかと思ったが その日は、みつけられなかった。
しかたがないので 南天の枝やトウヒの枝をかまわず伐採。
翌日、続きをやろうと思って わなわな震えた。
あったあった!
蜂の巣があった!
すぐに ドラッグストアに蜂退治の殺虫剤を買いに走る。
よし 夕方決行しよう。
その前に 隣の方にも知らせないと・・
「あの 蜂の巣がありました。刺されないようにきをつけてください」
「あらぁ おとうさんに退治してもらいましょう」
そんなこんなで ハチ退治はすぐに始まった。
夕方でなくてもいいのかしら?

しかし隣のおとうさんが いとも簡単に退治してくれました。

「もう出てきていいですよー」
ハハハハ 恥ずかしながらかくれていました。

さては「あの~ハチじゃなかったかしら?」
「スズメバチの小さなやつでしたよ」
へっぴりごしで写真を撮っていたので ほとんど写っていなかったが
おお これ偶然写っていました。

スズメバチ・・??
「優しいハチで襲ってくるような種類ではなかったです」
隣の奥様が 蜂の巣を持ってみせてくれたが
「あぁ 中にいる」なんておっしゃったのでまたかくれる。
「緑色がかって できたてかしら?」なんてつぶやいていた。
「ありがとうございます。ありがとうございます。かくれていて申し訳ございません」
ずぅっと ドアのすきまから目だけ出して かくれていたのです。

やはり 旦那様は、一家に一人必要かしら?

 

   木製パレット屋のつぶやき