人って 誰かのために役に立っていると思うと生きる力が湧いてくるのかなって思う。
もう なすすべがありませんと医師に告げられて呆然としていた友が 最近 いきいきしている。
親しい人が ガンを宣告されて そのお見舞いに一日おきに通っているという。
おまけに洗濯する物も持って帰るというのだ。
車椅子あるいは何かにつかまって立たないと動くことができなかったのだが
杖を持ってバスと電車を乗り継いで行くというのでびっくりしてしまった。
どうやら立って動くことは、体調にもいいようだ(リンパ腫が少し軽減)
「私を待っているのよ!」って うれしそうに話す。
そうか・・・と 心中 複雑ではあるが・・
「偉いねぇ なかなかできないよ」
少し考え直さないとなって自分を思う。
自分のために何かをしても 心は常に飢餓状態にあるのかもしれない。
木製パレット屋のつぶやき