婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

毛布は母代わり

2010-04-09 13:49:20 | Weblog
この薄茶色のような毛布どこにでもずるずるひっぱってきます。
おもちゃなどは、両手でしっかり押さえて遊んでいるのですが 
これだけは、端っこをしゃぶりながら手を左右リズミカルに押しています。
どうやら お母さんのおっぱいに見立てているようだ。
とても幸せなそう顔をしていて そのうち恍惚とした表情すら浮かべる。
見ているうちに涙が流れ落ちました。
2ヶ月半で母親と離されたから早かったかなって思う。




家事

2010-04-08 16:12:09 | Weblog
生来 横着にできているらしく どうしたらさぼれるか はたまた時間短縮できるかなんてことばかり考えて過ごしているように思います。
考え出すと動かなくなるので 時間だけがどんどんたっていく
ついでにまったく違うことを思ったりしている。

「またぼうっとして しょうがないわね」
母の言葉
「夢見る夢子 ぼんやりしてないで目を覚ませ!」
学校の先生の言葉
昔そんなことをよく言われたが
幾つになっても変わらないような気がします。

それにしても生きてる限り続く『家事』は、事のほか時間がとられ 何とかならないものかと思う。
「家事は、女の人が死ぬまでやるんだから しっかり覚えないとね!」
もの心がついた頃から食事の後片付けは母と交替でした。それも最後は、点検された。
床は拭いたふりができたが、台所周りは、たちまちみつかった。
掃除も手順があった。
そういえば洗濯機の脱水がローラーみたいなもので手でぐるぐる回してしぼったなんて
今では考えられないかもしれません。
それを考えると最近はずいぶん家事が楽になっています。
しかし まだまだ時間がとられる。
だから考える。
フロの湯船には、重曹をいれようとか
これは後の掃除が楽
洗濯物の干し方は、早くきれいに乾かそうとか
あれもこれもなんとならないかねぇ~
この年になると誰も注意をする人がいなくなったので
好きなだけぼうっとしてる。
家事は・・・
動き出すと早いから大丈夫


本当は楽しんでいる自分を発見した。

中国に心が飛んだ日

2010-04-07 12:48:12 | Weblog
桜の季節 新しいという言葉がぴったりで想像も無限に膨らみます。


新しいお取引先様をカーナビで探し当てた。
それが 建物は見えるが、裏側 向こうに行く術がない。
なんとか他人の塀を乗越えれば行けそうなのだが・・
手が届きそうで届かないのには大笑いをしてしまう。
こんな時って どんどん目的地から遠くなる。
やっと正面に立ってうれしかった。
まず目にとびこんできたのは、大きな段ボール箱が所狭しと置かれている光景。
これは、載せるものかもしれないと思う。
しばし ぼうっとそれらを眺めていた。
すると正面に車がとまり 
お出かけだった社長さんがお戻りになった様子でした。
ご挨拶の後、通された部屋には、大勢が使える特注であろうと思われる立派なテーブルがあり 特に目をひいたのは、天井近くに置かれた機械
あれはなんだろう?
どうしても想像がつかなかった。
なんとリモコンでテレビ?モニターが出た。
観光バスなどにある 収納時は、真っ直ぐで いざという時は縦になるものです。
こちらで製作されているのだそうです。
人を包み込むような・・
まるで日向ぼっこをしながらお話を聞いているような感じで
とてもいごこちのいい不思議な感覚を味わいました。
そして頭の中は、発明と発想がたくさんつまっていらっしゃるようで覗いてみたくなります。
そうそうテーブルは、自ら手作りと伺った時は驚きました。

この度の仕事で出張された中国の話は、浅田次郎の小説を読んでいるようで仕事そっちのけで つい聞き入ってしまった。
場所は、長春(チャンチュン)零下30度にもなる地だそうです。

行ったこともない地に立った気分になった日でした。

ご注文ありがとうございました。

 
                           木製パレット屋のつぶやき

鬼の目に涙

2010-04-06 21:35:21 | Weblog
週明け
一枚のファックスをめぐって一日があっというまに過ぎた。

『見積もり依頼と発注依頼』

実は、毎朝、仏様にむかって苦しいときの神頼みをしてから出勤します。(ただし土日休み。よって月曜日の朝は3日分の感謝とお礼をまとめて・・) 
そんなことで おーー!こんなに早くに聞き届けてくれたんだと喜びました。
やるぞ!と闘志満々
よく見たら
なんと新規の会社さんです。

納期は3日後(通常は2週間ぐらい)
見積もりと平行しながらあたふた資材を調達
合板や材木はどうやら目途がついたのだが
『鬼目ナット』これが数がそろわない。
こんな小さなものにふりまわされるなんてちょっとしゃくにさわる。
突然 思い出したのは、白髪で眼鏡のあの方
名刺をひっぱりだすと 私のメモ書き〈くぎ〉
この会長さんなら翌日10時指定納期でなんとかしてくれるかもしれない。
ずうずうしく会社に電話
電話口に出られた方に名をなのってから伺ってみる。
「あの~釘を扱っていらっしゃいますか?」
「うちは釘ではなくネジです」
「鬼目ナットは何でしょう?」
「ネジです」
こんなバカな出だしで始まった。
とてもくわしい説明をしてくださり
翌朝の納期もなんとかしましょうとおっしゃってくださいました。
準備万端
こんな時は、必ず何かぬけてしまう。
案の定、見積書に合板の単価を加えずファックスしてしまった。
やってしまった!
数分後、平謝りで訂正させていただきましたが、
そのせいか はたまた先方の都合か数量が半分になってしまった。
注文したものは、訂正がきかない。
少し落ち込んだ。
合板はまだ在庫しても使えるが
問題は『鬼目ナット』
探すのに苦労しただけあって あまり使わない。

鬼の目がごろごろしてるのかぁ~
悪い鬼を退治して目を抜き取った。
ぼんやり考えたが
月曜日は、まぁ いいや!で終わった。

そして 本日 新規の会社さんに訪問しました。
                 つづき・・明日あり



                             木製パレット屋のつぶやき


洞穴

2010-04-05 15:56:09 | Weblog
『桜と水がテーマ』
日曜日大寄せのお茶会でした。
当番でしたので 裏方は大忙し

始まる前にこっそりパチリ!
  
この度もお点前を間違えてしまった。
お茶を点ててお客様にさしあげればいいのだからと軽い気持ちでやっているので こんなことになってしまう。
途中 あぁ~間違えたと思ったのだけれど そのまま何食わぬ顔で続行


小休止で外を眺めていたら 洞穴を発見した。
身をのりださなければ見えないところにあったので 少し感動してしまう。
行ってみたい気持ちを抑えるのが大変でした。


洞穴の記憶だけが残った日でした。


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