緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

神経障害性疼痛に効果があるオピオイドは便秘に注意?

2008年06月11日 | 医療
オピオイドのもっとも頻度が高い副作用。便秘・・・オピオイドレセプターを介する便秘や抗コリン作用などがその主な機序だと考えていますがそれだけではないのではないか・・と思っています。オピオイドは、便秘でお腹が張ってきてもその不快感を無くしてしまいます。だって、がん性腹膜炎の痛みを抑えるほどの力があるのですから・・加えて、直腸からの刺激を抑えてしまうとも考えています。赤ちゃんが便秘になったら、どんな処置 . . . 本文を読む
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