先週土曜日、臨床腫瘍学会のシンポジウムに参加して、げっそりと疲労が残っていました。フェンタニルのhyperanalgesia, toleranceの症例提示に海外論文の症例、いくつかの基礎データを繋いでストーリーにしたのですが、改めて、症例報告としてまとめてみて、その時には、気が付かなかったことが沢山出てきて、勉強する機会を頂いたなあと思います。投与開始4日目に、画像所見とは奇異な疼痛を認め、ケタ . . . 本文を読む
今発売中の週刊朝日名医のなんとか・・というシリーズで掲載されている医療のコーナーがあるのですが、今週は、がんの痛みです。そこに取材記事を載せていただきました。どこかで手に取られることがあれば、見てみてください。何も、変わり映えしない新規性のないものですが、でも、一番大切な、一般の方々に向けたメッセージです。
日本は、基本的な薬剤が豊かにそろった国です。医療用麻薬も随分ラインナップがそろいました。 . . . 本文を読む
Torture in health careという言葉を聞いたとき・・ショックでした。Torture とは、拷問という意味です。痛みの放置は、拷問である・・・LIFE Before Death Movie Teaser 2
2009年WHO国際麻薬規制委員会は麻薬がない国が少なくとも150か国はあると報告しました。
このことを含め、世界の状況は、3000万人~8600万人程度の患者が中等度か . . . 本文を読む
Human rights watch から痛みを放置するもの人権侵害の一つとして、世界の疼痛治療の現状レポートがアップされています・
緑:good availability Most patients in pain are able to a . . . 本文を読む
最近、フェイスブックにページを作ってから、以前、勤務していた大学の麻酔科の教授と繋がることができました。5年前の記事に当時、その教授のことを書いていたことを思い出し、再掲します。今も、大切な言葉としてここぞというときに使わせていただいています。「中々難しい方なんです」がんではなく、難病と長年付き合いながら、症状を緩和して生活をなさっている患者さん。薬や検査が必要なのですが、急に薬を止めてみたり、増 . . . 本文を読む