緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

人生バランスがとれているものですね

2009年01月28日 | つれづれ
missyさんから、前回記事に、疲れているからリチャージを!というコメントを頂きました。う~ん。図星でした。前任地では、着任前に院長が開いてくれた小ミーティングで3時間ほどできまっていったことが、今、色々な部署に働きかけたり説明したりもう、一か月以上かかっていて、結構ヘトヘトでした。一方で、今は民間なので、外勤に出ることができ、ちょっとだけ、在宅医療もお手伝いさせて頂いています。お手伝いというより . . . 本文を読む
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口に入れて、ウワッ・・

2009年01月26日 | つれづれ
歯磨きをしようと思っておもむろにつけた歯磨き粉・・・・歯磨き粉の横にあった息子のニキビケアのチューブだった・・・・・・・・・・・ . . . 本文を読む
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緩和医療の学術大会での 演題募集のこと

2009年01月24日 | 医療
今年の緩和医療学会学術大会は2009年6月19日、20日大阪国際会議場で開かれます。演題募集はすでに開始されていて、締切は、1月29日(木)までです。演題申込みに、”症例報告や経験は原則として採択しない”となっています。個人的に、このことについて、どうなの?と質問されていました。今日、緩和医療学会の理事会があり、今回の学術大会の大会長の隣に座っていたものですから、お尋ねしてみました。この症例報告と . . . 本文を読む
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麻薬適正使用の講習会

2009年01月21日 | 医療
今年も・・・・平成20年度がん疼痛緩和と医療用麻薬の適正使用推進のための講習会が各地で開催されています。東京は、1月31日 13時~17時 九段会館ホールhttp://www.dapc.or.jp/moushikomi/20gantotu.htmhttp://www.dapc.or.jp/moushikomi/tokyo.pdf武田文和先生星薬科大学の鈴木勉先生厚労省麻薬対策課 課長補佐聖路加国際 . . . 本文を読む
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たかが かんけり。されど かんけり

2009年01月18日 | 社会時事
今朝の新聞を読んでいて、思わず読んでしまった大学センター試験の文章・・国語の最初の問題の栗原彬の「かんけりの政治学」という論説。かくれんぼは、『藤田省三の「或る喪失の経験ー隠れん坊の精神史ー」によるとオニが隠れていたものを見つけることによって仲間のいる社会に復帰し隠れたものも、オニに見つけられることによって擬似的な死の世界から蘇生して社会に戻ることができる』という点を引用し相互の役割を経験すること . . . 本文を読む
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不安を整理するための病状説明

2009年01月15日 | 医療
前回に続きます。漠然と不安を訴えていた患者さんとの会話(今までの経験を集約させたフィクションです)から病状説明が必要であることがわかりました。ここで大切なことは単に、今、がんはどこにどうあって、今後どんな治療をするかというような説明ではなく、治療前後での、抗腫瘍効果としてどう変化したか、副作用は、どの程度今後の生活に影響していくか効果として、得られているものが、マーカーや画像以外にないかある程度長 . . . 本文を読む
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不安な気持ちに向き合う方法

2009年01月11日 | 医療
内科病棟で勤務されている看護師さんから他科のターミナル期の患者が増え主治医も、ペインクリニックの医師も頑張っているのだけれど患者さんがパニック、不安になった時の対処法について患者さんにどう言葉をかけてあげればよいか悩んでいらっしゃるとのコメントを頂きました。色々な回答があると思いますが、私であればどうするか、という視点で少し整理してみました。パニック、不安になった時、その不安が石のような塊として感 . . . 本文を読む
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医療経営学における直接収入のない緩和ケアチームの位置づけは・・

2009年01月07日 | 医療
緩和ケア病棟のようなベットを持たない緩和ケアチームは収益は、緩和ケアチーム加算が主になります。処方は、基本的には主治医側に依頼する支援チームですから、緩和ケアチーム加算を算定しない場合は、直接収入がない、ボランティアチームです。(間接収入はあるのですが、直接数字に出てこないのです・・・)このことを、病院経営学を専門にしていらっしゃる大変高名な先生にうかがったことがあります。無収益な緩和ケアチームは . . . 本文を読む
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採血のテスト?!

2009年01月06日 | つれづれ
エレベーターで男の子2人と乗り合わせました。「今度、採血の試験があるんだ」「採血?試験って実技?」「そう」「それって、先生の腕で試験するの?」  ・・・・・・・  沈黙  「人形だよ たぶん・・・」2人は降りて行きました。思わず、50人位に次々に採血される教員の姿を思い浮かべイタタタ・・と腕をさすりたくなりました・・・まあ、そういうのは、学生同士だよね。 . . . 本文を読む
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箱根駅伝:揺るぎない強さに憧れる不安定な日本社会の新年です。

2009年01月03日 | 社会時事
箱根駅伝盛り上がっていましたね。例年、上り坂の5区は、色々な出来事があります。棄権、山の神様と言われていた今井さんの走り、ドラマだなあと思っていました。そして、今年は、1年生ルーキーが注目されていました。予想を超えた走りで9位から1位へ。区間新記録まで達成。こういう力強い結果を出せる選手を今の社会はどこか、求め、探しているような気がします。リーマンのような絶対大丈夫と思っていた会社も倒れ、自動車産 . . . 本文を読む
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