この3日間、やっとゆっくりPCの前に座れたのが後3時間で新年という時間でした。日頃できていない大掃除・・ついつい、近い医師を想像して男性医師で奥さんが専業主婦であれば、休日は休日として休める人多いのだろうなあとつい思ってしまいます。女性医師の仕事と家庭の両立のことを改めて考えるようになって50代、60代で、家事はまかせきりの男性の中で一日の仕事を終えた後に女性がどのような時間を過ごしているか思いを . . . 本文を読む
1)オピオイド ・リン酸コデイン 60mg(力価) 分3 ・塩酸モルヒネ内用液 15mg 分32)非ステロイド性抗炎症薬 ・ロキソプロフェン 180mg 分3を内服している患者さんの疼痛コントロールの依頼がありました。極めて神経近傍の腫瘍、炎症度も強く患者さんから、NRS7~8/10の持続性の疼痛と聞くことができました。合併症に慢性呼吸器障害がある高齢の方でし . . . 本文を読む
(写真は、ドロシーハウスのデイケアセンター アートセラピールーム)今回、異動を決めた時、ある方がおっしゃいました。「退職は、いやなことがあって辞めるのではなく 何か新しい目的をもって移っていくなら、 安心なんですけれどね・・」これは、本当に大切なことだと思います。もう、こんなところ辞めたいな~何て口にすることはよくあります。でも、実際、異動することを考えた時、これほど、ネガティブなことはありません . . . 本文を読む
(写真は、ミミに連れて行ってもらった The ALBERT という ビクトリア駅近くの伝統的雰囲気の味わえるパブレストラン。 クリスマスディナーが始まってて、ターキー等など美味しかった・・)多くの医療者の方が、緩和ケアを形作っていくって具体的には、どういうことをするんだろう・・と興味を持ってくださっているようです。病院のことでもあるため、ここに立ち上げていく過程を書くことは難しいというのが正直なと . . . 本文を読む
新しい病院にうつるとそれぞれの病院の個性にハッとさせられます。素敵だなあと思うことあれれ・・・と思うことがんばってるなって思うことよしあしではなく個性だなあと思います。まだ、あまり患者さんとの接点はないのですがそれでも、何人かの先生が呼んでくださいます。「痛み10点中2点ですか! いいじゃないですか~」と言うと「いいえ〝===」と患者さん。ああ・・、辛いことわかってほしいという主張されてるんだ・・ . . . 本文を読む
先週、なぜか、色々な問い合わせをいただきました。麻酔科医の方で、私の所の緩和ケアチームの見学を希望された先生。消化器内科医、外科医の方から同様のお電話。医学部の学生さんで、数日間の緩和ケアの病院実習を希望された方。薬剤師さんからのチーム見学の問い合わせ。患者さんからの問い合わせも何本か。こんな時に・・と少々辛くなってしまいました。今週、異動しました。先の病院での私の役割はほぼ目標に達したこともあり . . . 本文を読む
今日は、近県の大学病院で、がんプロフェッショナル養成プランの一環としての集中がん講座で、がん疼痛緩和のレクチャーを担当しました。最近、このがんプロ関連の依頼が増えてきました。また、がん診療拠点病院の医師研修が始まりつつあります。大学病院でもなくがん診療拠点病院でもないところにいるとがんの情勢から少しずつ離れてしまうような感覚さえ持ちます。また、社会的にはその差が表れていませんが多分、後一年するとメ . . . 本文を読む
切れ目ないがん治療が可能なのかというテーマで、TV放映がありましたでしょうか?私は、見ていないのですが・・英国で、切れ目がない治療が提供されているのはかかりつけ医としての家庭医(GP)を持っているからです。疾患によらず、常に一人のGPを持っています。がんを疑えば、GPからの紹介状で高次医療機関に行き、治療が終了すれば、GPの元に帰り、地域に戻った時も、GPがみてくれます。そのGPをサポートする緩和 . . . 本文を読む
ガイズ病院のことを書きたいと思います。ロンドン・キングス大学附属ガイズ・キングスコレッジ& 聖トーマス病院医学校の付属病院の一つ。Guy's Hospitalナイチンゲールで有名ですが、その他、アジソン病のアジソン、ホジキン病のホジキン、ペニシリンを発見したフレミング、数えきれないほど有名な医師がいた英国内の代表的な大病院の一つです。ここの臨床腫瘍(固形がんと血液がん)部門は49床の入院ベット外来 . . . 本文を読む
帰ってきました!インドやタイでのテロのニュースにドキドキしましたが、ヒースローは何事もなく平和な研修でした。新しいスキルや知識は特段なく、日本で行われていることが間違っていないことの確認ができました。医療的背景ならではの、政策的な推進の在り方、チーム医療のバランス、看護師さんの力量高さ、このあたりが、今回の鍵だったように思います。写真は、ペニー・ブローン・キャンサー・ケアからの眺めです。また、おい . . . 本文を読む