2015年は家族が大きく動いた年でした。父が亡くなり姉に相続すべて託したことで、故郷は一層遠くなってしまいました。
海外でのさまざまな出来事に毎日無事を祈った次男でしたが、エチオピア研修を含むUCLの院を1年で(私からすればありえないような成績で)卒業し、次の夢に向かって働き始めました。夫と私、長男は大きなこともなく元気です。
2016年は、緩和医療が社会にとって、役に立っていると感じてい . . . 本文を読む
ETVをつけっぱなしにしていて流れてきた言葉・・「死を受け入れるというのは、 大変なエネルギーがいることです。 けして、これは受け身のものではありません。 死を受け入れるとは、 死を生きるということなのです。」ああ・・本当に、その通りだ・・死を受け入れるということが実は、未だに私には理解しきれていませんでした。人は、死を受け入れるということが本当にできるものなのか・・それは、どういう心の状況なのだ . . . 本文を読む
死を意識するようになってきたとき、どのように準備するよう声をかければよいのですか?そんなこと(死が迫っていること)は言わないでとご家族からいわれてしまうのですが、後になって後悔されないようにと思うのです。でも、そういわれると、手が出せなくなって、無力だなあと思うのです。そんな質問を医療者からもらうことがあります。後悔しないように。。そんな思いで、患者さんやご家族に、死をはじめとする何かが起こる前に . . . 本文を読む
先週、特定共同指導が病院でありました。このブログに特定共同指導について記載があります。 ↓http://www.nakama.jpn.com/index.php?option=com_content&view=article&id=797:2013-12-07-06-22-37&catid=49:2011-10-30-11-42-17&Itemid=110ほぼ同じ流れです。ただ、 . . . 本文を読む
先週の記事に、maekawaさんから、コメントを頂きました。患者サロンで、体の痛みに留まらない、生きていることの辛さを漏らされ何もできないご自身の心の内をお書きくださっています。病院の中で緩和ケアに携わっていると、同じような場面に出会うことがあります。一方で、患者サロンの中でも同じように生きることの辛さ、大変さの言葉をもらし、その言葉に無力を感じられている方々がいらっしゃるということ。このコメント . . . 本文を読む
何年も前、今の職場ではない時、膵臓がんの患者さんを地域の先生から紹介頂き、症状緩和を行いつつ、がん治療を消化器内科の先生にお願いしたことがありました。いつも、にこにこと微笑まれ、痛みのことを聞いても、大丈夫です。薬はちょうどいい感じです・・と、言われていました。知り合いの医師がその患者さんの遠縁にあたり、実は・・とメールを頂くことがありました。自宅では、とても辛そうで、痛みがとてもひどいのではない . . . 本文を読む