今日は本当に気持ちのよい青空でした。久しぶりの終日の在宅。何度も何度も洗濯機を回しました。Vlad YmyrによるPixabayからの画像先週の学会、今週は大学が国際認証を受審、一方で、2020年の1月初旬を最後にシンガポールに引っ越した次男家族が帰国し、長男家族もところどころで参加しててんやわんやの10月でした。何十年ぶりかに行った国立科学博物館には新しい展示(当たり前ですね・・何十年ぶりですか . . . 本文を読む
がんの疼痛緩和 “しなやかに生活をしていくために大切なこと” 有賀 悦子
先週、第60回日本癌治療学会学術集会のPALプログラムのリモート懇親会で、参加くださっていた方から、がんの痛みの治療について、この動画は、バイブルなんです・・っていって頂いた動画・・2016年にキャンサーフォーラムで講演をさせて頂いたことは、もちろん記憶にあったのですが、その時の動画が今もこのように . . . 本文を読む
次男家族が3年ぶりに帰国し、にぎやかな時間です。医療系の学術集会も、対面で開催されることが増えてきて、便利だったリモートから、エネルギーも時間も使いますが、集うことの意味を実感しています。昔、細胞、遺伝子レベルの研究をしていました。細胞培養をすると、一つの細胞だけではなく、数個の細胞と培養した方が明らかに確実に増殖していくことに気づきました。これは、研究者仲間では当たり前のように言われていたことで . . . 本文を読む
ずっと、ずっと前のこと。国立の病院の緩和ケア病棟に勤務していた頃のことです。石碑の設計など手掛けられてきた患者さんでした。緩和ケア病棟に入院された時、個室でご自身のお墓の設計を熱心にされていました。お墓はこんな風にして作られるのか・・と思うほど、繊細で正確に㎜単位の設計図が描き出されていました。設計しながら、自分らしいお墓とは何か・・という哲学的な命題に向き合われていました。日々、その設計図はより . . . 本文を読む
私が所属している緩和ケア内科の外来は、「症状緩和・がん患者支援外来」という長い名前の外来です。8割はリンパ浮腫の患者さんで、その7割位はがんが治癒した後のがんサバイバーさんです。緩和ケアの外来というと、痛みの外来と思われるかもしれません。当院ではがんの主治医の多くががん疼痛緩和に対応できています。難渋した時は、相談は来ますが、多くはありません。まず、ファーストコンタクトする主治医が患者さんの苦痛を . . . 本文を読む