橋本治の新刊(といっても連載のまとめ)「明日は昨日の風が吹く」の
まえがきに書いてあって知ったんだけど、
この連載が載っていた「広告批評」が終刊したのといっしょに
発行元のマドラ出版も解散していたんですね。
でも考えれば当然か、広告批評出すための会社だったんだし。
30年くらい続いたんだっけ?
80年代の象徴的存在でした。
この前書いた、坂本龍一の80年代の懐かしい曲もそうだけれど、
今、時代の30年サイクルが、
次のサイクルに変わるとこなんだなあとしみじみ思いました。
あの頃の気分がなつかしくなるのも、
新しい時代が始まるからですかね。
70年代から80年代に変わった時は
空気が軽くなった気がしたけど、
軽薄の時代になっただけで、
戦後から解放されたと思って、実はそうでなかったと。
真実を見てなかっただけなのかもしれないと思う。
でも、80年代からは学んだこともあります。
80年代は、一方で田中康夫の「なんとなくクリスタル」から始まったけど
これって、まさにその軽薄を引いた目で見てるんだものね。
「記号」にぶら下がる日本人の愚かしさ。
外見にごまかされない(外見で分かることもあるが)、
権威にごまかされない、いいものはいい、つまらんものはつまらん、
セクト分けしない、などなどなど、今の自分の中に生きています。
時代は巡るのではない、螺旋状に進んでいくと誰かが言ってたが、
00年代から10年代への変化は、
30年前の反省を踏まえて、これまでのいい部分は生かしつつ
1段上を螺旋状に上がって欲しいもんです。
橋本治の本のタイトル「明日は昨日の風が吹く」は、
昨日の風は今日から明日へ吹いてくんだから、
つまり歴史は繋がってるんだから、そこから学んでよね!
という意味もあるんじゃないかと思うんだけど、
結局、日本人なんて昔からなんも変わっちゃいねえってことで
また同じ失敗繰り返しました、にならないようにしたいもんですね。
どっちにしろ、風は吹いてんだから、
本物の軽やかな時代にしたいものです。
そういえば、ナンシー関も
「広告批評」で連載してたっけ。
まえがきに書いてあって知ったんだけど、
この連載が載っていた「広告批評」が終刊したのといっしょに
発行元のマドラ出版も解散していたんですね。
でも考えれば当然か、広告批評出すための会社だったんだし。
30年くらい続いたんだっけ?
80年代の象徴的存在でした。
この前書いた、坂本龍一の80年代の懐かしい曲もそうだけれど、
今、時代の30年サイクルが、
次のサイクルに変わるとこなんだなあとしみじみ思いました。
あの頃の気分がなつかしくなるのも、
新しい時代が始まるからですかね。
70年代から80年代に変わった時は
空気が軽くなった気がしたけど、
軽薄の時代になっただけで、
戦後から解放されたと思って、実はそうでなかったと。
真実を見てなかっただけなのかもしれないと思う。
でも、80年代からは学んだこともあります。
80年代は、一方で田中康夫の「なんとなくクリスタル」から始まったけど
これって、まさにその軽薄を引いた目で見てるんだものね。
「記号」にぶら下がる日本人の愚かしさ。
外見にごまかされない(外見で分かることもあるが)、
権威にごまかされない、いいものはいい、つまらんものはつまらん、
セクト分けしない、などなどなど、今の自分の中に生きています。
時代は巡るのではない、螺旋状に進んでいくと誰かが言ってたが、
00年代から10年代への変化は、
30年前の反省を踏まえて、これまでのいい部分は生かしつつ
1段上を螺旋状に上がって欲しいもんです。
橋本治の本のタイトル「明日は昨日の風が吹く」は、
昨日の風は今日から明日へ吹いてくんだから、
つまり歴史は繋がってるんだから、そこから学んでよね!
という意味もあるんじゃないかと思うんだけど、
結局、日本人なんて昔からなんも変わっちゃいねえってことで
また同じ失敗繰り返しました、にならないようにしたいもんですね。
どっちにしろ、風は吹いてんだから、
本物の軽やかな時代にしたいものです。
そういえば、ナンシー関も
「広告批評」で連載してたっけ。