しもちゃんのブログ(おやじブログ)

仕事に家族、趣味や料理など様々なテーマを
軽くさらりと時には愚痴るおじさんのブログです。

私の心に植えられた花

2014-02-13 22:36:23 | ひとりごと
冬空のような私の心には一本の花が植えられてる。
ずっと咲くことなく、枯草のように。

その花は私の支え。しばらく連絡が途絶えたが数日前に連絡がきた。

花は苦しんでいた。
花はもがいていた。...
花は追い込まれていた。
昨日、電話で話をしていたら泣き出してしまった。
「今からそっちに行くから!」
花は「うん。」と返事をした。
電車に飛び乗り、何が起きたか考える。

花は元同僚の子

辞めて以前勤めていた会社に戻り、パワハラを受けている。

何度か相談を受けていたが・・・


程なく駅に着き、再会した花は今にも泣きそうだった。
私は強く抱きしめ、頭を撫で「もう大丈夫だからね」そう声をかけた。
寒い駅のコンコース、人目は気にしなかった。
いや、関係無い。
 
暖かな部屋に移動し、花の話を聞いてあげる
私まで泣きそうなくらい痛めつけられていた。
私は花を両手で抱きしめ聞いている。。
 
泣きじゃくった
涙がもう出ないかと思うくらいに
わんわん泣いた
大丈夫、私がいるよ!
一人じゃないよ!
私がついているから、そんな会社はやめちゃえ!
私が面倒を見るから!安心しなさい!
そうも花に声をかけた。
 

その時、枯れ草のような花は安心したのか小さなピンクの蕾を出した。
良かった!

私は蕾に話した 「○○を絶対守る!」
蕾は小さくうなずき「うん」と返事をした。
少し落ち着いた蕾はは泣きやみ、ちょっとだけ安堵の色を見せる。

さらに私は蕾に言葉をかけた。 「○○を愛していいですか?」

ピンクの蕾は戸惑いながらも一瞬赤くなったが「そんなこと言われた事が無い・・・」
さらに「こんな私で良いの?」

当たり前だ、ずっと私の心に居たのだから。
以前会った時も私は言った。「○○が大好きだ!」

そして、小さく蕾はうなずいたように見えた。

私は蕾の柔かな口にキスをした。蕾も優しくこたえた。
強く抱き、優しく撫でる。

しかし時間と言う残酷な仕打ちに二人は帰らなくてはいけない。
お互い仕事だ。
永遠の時が欲しいのは皆同じだろう。私も蕾も同じだった。
 
別れは惜しいが・・・
 
蕾に別れのキスをし駅に戻り別れ家路につく。
タクシーの窓からさみしそうな蕾が見えたが、ここは区切りをつけないと

 
遠くはない、近いんだから時間があれば会える距離
土曜はお互い仕事は休み
じっくり話そう
ゆっくりしよう
二人で過ごそう
そう誓いながらタクシーは走り始めた。
 
私は誓った、本当にお前を愛していると。