遅くなりましたが、北陸一人旅、元日編の後半です。
富山に戻った私。
富山地方電鉄の改札口を出て、駅前を見ると雪がやんでいる。
電鉄富山駅から望む、富山駅前。ショッピング街や駅ビルもあるためスタッフの方々は除雪に忙しい。
雪がやんでいるのは数分間。その間に写真を撮りました。
人間のことなど関係ないハトたちは?
消雪パイプから出てくる水で、水浴びに忙しい。
寒くは無いのか? それは余計なお世話かも・・・
「しもちゃん」は、まだ食事を取っていないのでここでお食事タイム。
もちろん予定内のことなので、時間は取ってるが普通の観光旅行では無いので、簡素な食事。
前日、気になっていた富山駅のホームにある立ち食いそばで済ませることに。
「立山そば」と書いてあるけど、立山はそばが有名なんでしょうかね?
メニューは特に変わったものは無いけれど、「天ぷらそば(うどん)」と、「かき揚げそば(うどん)」はどう違う?
私の寝どこの千葉駅にも同じようなメニューがある。
「天ぷら」はカップめんの天ぷらのようなちいさな物で「かき揚げ」は普通の立ち食いそばの天ぷらだけど、果たしてここは?
千葉と同じでした。大きさの違いで、名前を分けていました。
かまぼこを見てください。ちゃんと「立山」の文字が・・・
肝心のお味は?つゆは関東と関西の中間でしょうか。
しょっぱくもなく、甘くもなくでも天ぷらが入っていてもちゃんとそばを引き立てる味。
表現が難しいな。名古屋のきしめんのつゆに近いわけでもなく。でも関東、東北人に
は限界の塩加減でしょうね。でも、新鮮な味でとてもおいしかったですよ。
そばも、香りが高く冷えた体には沁みます。でも冷たい風が容赦なく来るので ふうふうしなくても、大丈夫でした。
熱々のお蕎麦ではなかった。お蕎麦を持ち上げただけで、冷えるのでした。
食後は「高山本線」の往復。とはいっても、私の切符ではJR西日本管内しか乗車できないので、富山から「猪谷(いのたに)駅」まで。列車も猪谷行が1番遠い。
その先はJR東海の列車に乗り換えなくてはいけません。
特急「ひだ」なら、富山から名古屋まで直通でいけます。写真は「猪谷駅」のホーム
に止まっている私が乗ってきた列車。
沿線の車窓はずっとモノトーンの世界で、しかも雪は降り続いている。
列車の終点「猪谷駅」の様子。広い駅構内は雪に埋もれて、どんな駅なのか全くわからない。
富山から来た列車と、名古屋方面から来た列車は同じ線路、同じホームに停車します。調度、写真の列車の後ろにJR東海の列車が停車します。
特急列車は、反対側のホームを使用します。
改札を出て、駅を見ると御覧の通りの状態で、かろうじて駅名がわかるくらい。
本来、ここで食事を取るつもりでしたが駅前の様子が分からずここでは昼食は取らないことにしていた。
駅の様子。人一人が通れるくらいの幅だけ雪かきされています。
ここで食事タイムにしなくて良かったですよ。
駅前の風景は、こんな感じでした。コンビニもないローカルな駅前。
駅前から続く道の先にはお店らしきものが見えない。みなさん雪かきに忙しそうでした。
駅から見た「猪谷駅」前の様子。典型的な山間部のローカル線の駅前と言ったところでしょうか。
ほどなく駅に戻り、再び乗ってきた列車に。そして富山に戻って今宵の宿の金沢へ。
時間を稼ぐために特急に乗車。フリーきっぷは自由席なら特急もOK。
2年ぶりの金沢駅。以前は家族と一緒のため自由行動はとれなかったけど、今回は一人っきり。
そんな私を金沢駅の「おもてなしドーム」が迎えてくれる。
金沢に訪れた人たちを、温かく迎えるために傘をイメージしているとか。
高さはかなりあり、天井からつりさげられたあんどん?何でしょうか なにか
わかりませんが、ほっとするような場所です。
この大きな門は、新年のご挨拶にも載せましたが、その裏側です。
左下に男性が歩いているのが写っていますから、大きさがわかると思います。
金沢での夕食は絶対!駅弁 と、決めていた私を悲劇は容赦なく襲う。
種類が豊富な金沢の駅弁は、元日にも関わらず売り切れの物が多く寿司類はあるものの、人気の牛肉弁当は無い
、幕の内も無い、つまりおかずが沢山入っているお弁当は無いのでした。
わずかに残っていたのが「加賀彩々」と言うお弁当。実は、これは金沢駅のでは
なく「加賀温泉駅」のお弁当らしい。とりあえず、ゲット!
さてさて、ホテルに向かい、鍵をもらって部屋に行くと、ハプニング発生!
なんと、ルームメイクが終わっていない。
ドアを開けると、トイレに雑巾があって、ん?と思ったが明りをつけたら、ベッドは、ま
さに今起きて先の宿泊客が出て行ったままの状態。
えっ!えっ!え~っ!! 何これ???掃除も途中でおわっている。
すぐにフロントに電話をして、部屋を変えてもらう。
こんなこと初めてだ。係の人がすぐ来てくれたが、担当者がルームメイクの途中で帰
ってしまい、引き継ぎもされていなかった ようなことを、金沢の方言でおばさんが言
っていたと思う。早口で言うので、理解するのに衛星中継のように頭の中で変換するのに時間がかかった。
別の部屋に案内されて、やっと落ち着く。
さっそく、シャワーを浴びてビールをいただきながら、駅弁を開ける。
和風の小鉢に入った料理がちょこちょこ入ったイメージで、大きさも小ぶり。
シイタケや、ウインナーから全体の大きさが想像できると思います。
女性の方には、ちょっぴり小さく人気があるようですが、腹ペコの私にはさすがに物
足りない。もちろんビールのおつまみになっているのですが、ペロリと食べ終わり・・・
空腹感は変わらなく・・・
で、金沢の町に出かけてみました。
本当は「近江町市場」へ行こうと思ったのですが、「元日だから休みだろう」と、勝手
に考えていたのです。後日、元日も営業していることがわかり、がっかり。
駅前の温度計は?
以外に寒くない。千葉と変わらなかった。で、お腹は・・・
やっぱり、お店は開いていない。高級割烹や、和食処は開いているものの、大衆向
けのお店は 壊滅状態。やはりラーメン屋も閉まっている。1時間位は探しただろうか。駅の反対側にも同じで・・・
今夜も、コンビニのお世話に はぁ~ ついていないな~。
ビールとおつまみを買って、部屋に戻って一人宴会の再開だ~い。
さてさて、今回は これにておしまい。
次回は、金沢から「高岡駅」に向かって「城端線」の旅です。
高山本線はビデオも撮影しているので、ちょっぴり紹介しますね。
なお、私の趣味のブログ「まどぎわの総武線」では富山地方電鉄編を詳しく紹介
しています。興味がある方はどうぞ遊びに来てください。