秋の秩父路をお届けしている間に、冬の便りも聞こえて来てしまいました。
すみません。
さて、気を取り直して、最終章は秩父からスタート。
ホテルをチェックアウトしてから、朝ごはん兼昼ご飯を買いにコンビニへ。
コンビニの前には、映画館が これも昭和のたたずまい。
上映してるのかな・・・ 写真は載せませんが隣には、やはり古びた大きな
商店らしき建物。
今は、休憩所のようです。買い物を済ませて、秩父駅へ。
駅には物産館も併設されて、名産品が売られていたので、中を覗いてみるこ
とに
とうがらし梅茶
って、どんな味? 梅昆布茶に一味唐辛子を入れたような
味かな・・・
秩父名物らしい、お肉の味噌漬けの、いのししバージョン。
町のお肉屋さんにもありました。
酒屋さんにあった、日本酒ゼリー
いろんな銘柄があり、ワインゼリー
もありましたが、やっぱり食べるよりは飲む方がいいかなぁ
さあここから三峰口に向かって、電車に乗り込みましょう。
三峰口では余裕を持って到着。私は、鉄道公園やら駅の様子などを
妻は、駅でのんびり・・・ って、一人で立ち食いそばをすすってるじゃないか
まっ、いいか。食べられる時が彼女の食事時。摂食障害があるの
で、私はコンビニおにぎりを、ほおばる。山の景色がおかずだ 。
そんなローカルな時間を過ごして、専用改札口からホームへ。
蒸気機関車だから水は不可欠。石炭以上に必要なので、折り返しの時間を
使って水の補給をして一休みのひと時。青い制服姿が運転士(機関士)の方々
で、皆さんも一息入れながら乗客達からの質問や、子供たちとの記念撮影に
答えています。
SL C58型の正面。発車までの時間は、記念撮影会
。
親子に、子供に、カップルに 旅の記念で忙しくなります。
もちろん、私も一人で、そして妻と二人で記念撮影。発車時間も近づき車内へ。
車内の様子。窓が開くのが嬉しいですね。しばらくは指定席も空いていま
した・・・
音に、匂い、さわやかな風。体で浴びる旅路です。これがいいんです。
旅には欠かせない、お弁当。三峰口で買いました
。
妻は車内で、私は家で食べることに・・・
中身は? 秩父鉄道には常時販売している駅弁はありません。
これは、いわゆる仕出し弁当で表紙に「SLべんとう」の包装紙を巻いただけ。
でもばらんと、海苔がSLの形をしています。味は薄めで里芋の煮物、卵焼き
、懐かしい赤いウインナー、肉団子、串かつに、唐揚げ、スパゲティとオレンジ
。特に珍しい物はありませんでした。
車内で食べ始めた妻 うちに帰って食べる 砂が飛んでくるから。
そうそう、忘れていた。しばらく乗っていなかったから、SLは走行中に石炭の
燃えカスが飛んでくるのです。ススではなく、燃えなかった石炭の粉末です。
昔は窓を開けていると、顔が真っ黒 トンネルに入ると窓が空いてると
車内は煙だらけ・・・ そうだったけなぁ。幸い、妻のお弁当は真っ黒になる
事は防げたようだ。
写真は私用のお弁当を、家で撮影。この後、のおつまみとしておいしくいた
だきました。
山間を走る、パレオエクスプレス。
エクスプレスとは、言いながらも平均の速度は30K/h のんびり、ゆっくり
2時間の旅。車窓も楽しまないと。
車内では、車内販売がありますし、記念品なども売りに来ます。
車内放送では、沿線の名所、景勝地などの案内も・・・
途中、団体の方が降りたり、また一般の方も乗り込んで、我が指定席も一杯
に。
山間を走ってきたパレオエクスプレスは平地に移り、のどかな畑が続きます。
もうすぐ終点熊谷です。午後2時に発車して終点熊谷には午後4時の到着。
2時間のたびはまもなく終了。日も傾き始め、秋の終わりを感じさせます。
幸い、天候にも恵まれ暖かい日でしたので、窓は全開。
何事も無く、無時熊谷に着いた私たちは帰路へ。
もちろん、帰宅後すぐにお風呂にはいりましたよ。真っ黒だもん。
いかがでしたか?1泊2日の昭和旅。 偶然、街並が昭和だったので、SL
との旅にはぴったり
ちょっぴり、懐かしさを感じていただけたら幸いです。
写真はたくさん撮りましたが、ここでは全て紹介できないので、機会があったら、
思い出としてお話しましょう。
時間にゆとりある旅、たまにはどうですか?
景色を楽しむ旅。車や飛行機もそれなりにいいでしょう。
でも、のんびり車窓を楽しむのもいいのでは?
町をぶらりと歩くと、思わぬ発見もありますよ。
秋の秩父路 The End。
でも、こんなのんびりとした旅もいいですよね。私も一度乗ってみたいです。
それにしても、奥様、駅でお蕎麦を食べたのに、また車内でお弁当ですか!食欲があるってことはいいことですよね?
松竹の劇場に屋根なしプラットホームでのSL。
加えて駅弁まで・・・。
昭和時代の旅の再現ですね。
いのしし肉料理は、確か秩父では名産でしたね。
これも賞味したいです。
ただ、私が食べると、きっと共食いですね(笑)
お疲れ様でした。
新潟-会津若松間を土日をメインに走っていま
す。
現在、JR東日本では「新潟ディスティニー・キ
ャンペーンを行っており、「駅弁の宝庫 新潟」など、関東を中心にPRしています。
ここは、秩父鉄道と違い7両の客車で本気で走っています。
残念ながら、窓は開きませんが車内に設置され
た、丸く赤い昔のポストに投函すると専用スタ
ンプを押して配達されます。
絵葉書も販売されていて、記念に自分宛に送る
方も多いようです。
JR東日本・新潟支社のHPで詳しく見られま
す。顔黒になる心配はありませんので、ご安心
を。クリスマスには、特別列車が毎年走っていますよ。
ははははっ
旅先で、おいしい物との出会いもそれは収穫で
す。
三峰口駅では、C58の方向転換や鉄道公園も
見ることができてあきませんよ。
秩父鉄道は主力が、旧国鉄の101系が主力で
すが、秩父-三峰口の勾配線がお勧めです。
車輪をきしませながら、S字カーブをゆっくり
走るのが「青梅線」を偲ばせますよ。