宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

袋井市民吹奏楽団第21回定期演奏会総括

2010-07-20 23:47:07 | まち歩き
 17日、18日と袋井市民吹奏楽団第21回定期演奏会のTubaパート員として演奏した。自分を含めた第1回に乗った3人は今年もステージを務め、自分は唯一の皆勤を継続して演奏会を終えることとなった。

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 皆勤といっても、今年は無期限休団中の身ゆえ「賛助出演」としての参加となった。お越し頂いた方はプログラムをご覧になって、自分の名前の前に「賛助出演」マークが付いているのにお気づきになったのでは?昨年は休団届けが受理されておらず、まだ団員としての出演だったが、今年は隠居として、演奏以外ではできる限り静かにしているようにした。

 例えば、毎年課題になる導線設定について、ほとんど「手」は出さず、担当に借りる場所等を伝達して動いてもらうことで外看板や館内案内の出し方は伝えられたと思う。こうなってくると安心…かな。
#でも、自分は館の職員より看板などの場所を知っているのはなぜ?

 演奏については、充実した2日間だった。安心できる棒と親しんできたホールでの演奏は、心の余裕が大きい。選曲は立ち上がりにタッチしたものの、後は新幹部を中心に練ってくれたものであり、いいチョイスだったと感じた。

 そして、初日のサプライズ。「指揮者体験コーナー」で息子が抽選に当たり、親子共演を果たすことができたのである。昨年の自分にとってのMVPは、今回、皆さんのおかげで大変貴重な体験をすることができ、きっとこれからの「自信」につなげていくのでは、と思っている。そして、自分にとってこの上ない至福の時だった。

 2日目、終演を迎えた時のスタンディングオベーション。ほとんど泣いていた自分がいる。あの瞬間はこれから辛いことがあっても乗り越える力になるだろう。あの感動を忘れることは決して無い。だから…来年も…客席や袖には…居たくない…ので、努力します…と欲が出てきた演奏会であった。

 団員の皆さん、スタッフの皆さん、来場下さった皆さん、いつも励ましてくれた皆さん、そして我が家族…本当にありがとうございました。