宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

袋井市民吹奏楽団第23回定期演奏会総括

2012-07-23 23:56:24 | まち歩き

 今年も14日に開催された袋井市民吹奏楽団第23回定期演奏会のTubaパート員として演奏した。昨年まで22回皆勤を続け、今回もステージに立つことができたのは何よりだが、考えてみたら入団25周年になっていた。

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 当日の演奏については、今年も安心できる棒はいつもの通りだったが、ホールは久しぶりのホールでの「アウェイ」1Day戦。前日のリハ日。前週に急遽決まった新潟県佐渡市への出張のため開始までに到着できるか非常に不安だったが、数々の関門を超え、なんとか開始前に会場へ。ここで感覚を掴めたので本番での演奏に目処が立った。

 選曲は今年もメンバーが練り上げ、聞く側になったとしても大変魅力的なチョイスとなった。一つ残念だったのが、古関裕而先生の「東京オリンピック・マーチ」が候補に上がりながら、楽譜の入手方法が確認できなかったため、演奏できなかったことである。代わりに当時の世相を表す曲として「トリビュート・トゥ・ザ・ピーナッツ」が選ばれたのだが、演奏会の直前で伊藤エミさんの訃報を知るとは…。演奏していてステージ上の「想い」が非常に感じられ、お客様の反応も大変良かったのが嬉しい。実は、ある仕掛けがあったのだが…それはまた別の機会に。構成のバランスの良さはオンリーワン。膨大な数のアンケートを見ると他の曲も楽しんで頂けたようだし、アンコールのラストはこれまで以上に楽しいエンディングで締め、となった。

 動員的には9割超の入場者数であり、今年もほぼ満員のお客様の中で演奏できたのはとても幸せである。自分的には昨年は直前の練習が不足し、迷惑をかけた部分が多く今もって申し訳ないと感じているが、今年は三田市吹での練習の貯金を活かせたようで何とか付いていったつもりだが、どうだったのだろうか。

 来年も客席や袖ではなく、一緒に舞台を務めさせて頂けるように努力しなくてはならない。団員の皆さん、スタッフの皆さん、来場下さった皆さん、応援下さった皆さん、そして我が家族…今年も本当にありがとうございました。










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