今日は大分で毎年行われている薬害エイズ被害者の偲ぶ会にオンライン参加しました。大分の被害者で亡くなられた草伏さんは生前中全国各地を飛び回り被害を訴えていました。私も東京の集会で草伏さんのお話を聞いて薬害エイズの被害の悲惨さを痛感した思い出があります。薬害エイズではその被害者が血友病患者ということで血友病に対する差別偏見から始まりその治療薬として使った血液製剤にHIVが混入してHIV感染して、今度はエイズに対する差別偏見にあいました。裁判に訴えると社会からのい差別偏見はより一層強いものとなりました。
薬害エイズにとどまらずその後繰り返される薬害裁判でも裁判を起こすと薬害被害者に対する差別偏見の繰り返されています。今裁判係争中のHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害訴訟も同じです。いかに最初に裁判を起こす被害者の難しさ、厳しさをあらわしています。裁判は原告被害者と弁護団だけではなかなか難しい闘いを強いられます。被害者の生の声を聞き被害実態を同じ社会に住む人々が支援していかなければ闘いは進められません。繰り返される薬害に支援者も奮起していかなければなりません。
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