(地元選出国会議員3人に続き)自民党沖縄県連も普天間基地の県内移設を容認する見通しのようだ。
数年前、民主党政権下の首相は「最低でも県外移設」などと公約したがこれは全く実現性の乏しい思いつきと言っていい程の代物だった。
負担を押し付ける形になる沖縄県には心苦しいが地政学的見地から沖縄に太刀打ちできる米軍基地の候補地はないと思う。
事ここに至っては県内移設を前提に基地負担そのものを極限まで軽減していく道を模索したらどうかと思う。
移設先として辺野古埋立て案が既成事実化しているが何分当案は自民党政権時代、それも一昔前に策定されたものだ。
幸い埋立工事はこれからだ。
基地の役割や要求仕様も時間の経過とともに変わってきている(あるいは今後変わっていく)ハズだ。
嘉手納への統合やメガフロートの活用なども選択肢に含め基地の姿をあらためてレビューしたらどうか。
沖縄における基地の在り方を見直す良いチャンスだ。