グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

英国のEU離脱選択に思う

2016年06月25日 | 日記
英国の「EU残留か離脱か」を問う国民投票で離脱派が接戦を制した。
残留を主張していた国会議員が選挙日の直前に反対派の暴漢に襲われ失命したことから同情票が生まれるのでは、と予想していたが結果はそうではなかった。
そして英国のEU離脱選択は世界中に大きなインパクトを与えた。
2年間の移行期間があるのだが今後も余波が続くのではないか。
英国の今回の決断には移民問題が影響したと言われてい
多数の難民を受け入れてきた英国は国際社会から高い評価を受けていいはずだが国民投票結果は皮肉にも「ノー」を突き付けた。
国際社会が協力してもう少し難民問題拡大にブレーキをかけられなかったのか、残念な気がする。
もう一つ、国家主権のあり方が争点になった。
こちらの方はなかなか複雑だ。
EUの運営が必ずしも大陸寄りだとは思えないのだが。
いずれにせよナショナリズム vs.グローバリズムのせめぎ合いでナショナリズムが巻き返したということだろう。
人類は進歩しているのだろうか、・・・いろいろ考えさせられる。