オーストラリアの女子ソフトボールチームが来日し合宿地である群馬県に入ったニュース映像を見ていよいよ東京五輪が始まったと感じた人々も多かったに違いない。
選手たちの弾けるような笑顔に五輪開催関係者はあらためて元気づけられ開催意欲を掻き立てられたように思う。
ところが、ところが分科会会長の「このような(パンデミック下で)五輪開催は普通ではない」の一言が水を差した。
さらに首相の「調整会議で2名の専門家から意見を伺っている」で騒ぎは拡大した。
分科会会長は「分科会の統一見解は別途提示したい」として譲らない。
どうやらまだ五輪開催を巡る攻防は終息していなかったようだ。
いつも感じるのだがやっぱり政府・与党の説明力は不十分だ。
それにIOC他諸外国に対し必要以上に気を遣い過ぎているような気もする。
その割に世論に対しては強硬で冷淡でもある。
五輪開催については(予定通りかもしれないが)この辺りで挙行に向けた記者会見をやったらどうだろう。