グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相官邸の沖縄県知事面会拒否に思う

2015年02月07日 | 日記

沖縄県知事が何度も上京し首相、官房長官に面会を申し入れしているようだが未だに実現していないようだ。

背景に沖縄県知事に対する不信感があるということのようだがあまりに大人げない。

まるで駄々っ子が嫌な相手から逃げ回っているように見える。

何があったのか詳細は知るところではないが一国を代表する者がこんなことでは情けない。

いくら嫌な相手でも、いやそうであればあるほどキチンと会って自説を丁寧に伝え、説得を図るべきだろう。

たとえ一致点が見い出せなくとも会うことに意味がある。

会うこともなくことを進めれば亀裂は広がるばかりだ。

今回の状況は政権にとって決していいことではない。


有識者会議の中立性を考える(その2)

2015年02月06日 | 日記

昨日このブログで有識者会議のメンバー人選について論じたところだが伊吹前衆院議長が党内の会合で面白いことを言っていた。

(安倍首相が予定している)戦後70年談話の作成に向けて準備している有識者会議を念頭に「自分のお友達ばかりではいけない。謙虚にいろいろな人の意見を聞くことだ。」と人選に注文を付けたようだ。

果たしてこの発言を首相はどう受け止めたのだろうか。

多くの国民が注視しているのだが身内からもこんな発言が出るようではこれはもう無視することはできないだろう。

首相の器量が試されているように思う。

 


有識者会議の中立性を考える

2015年02月05日 | 日記

最近政府の国会答弁を聞くにつけ政策立案にいわゆる有識者会議を多用していることに気がつく。

有識者会議システムそのものに異存はないだが問題は有識者メンバーの中立性だ。

今日も国会で野党議員がさる有識者会議のメンバーについて見直しを迫った場面があったが首相は政策の継続性を盾にこれをやんわり退けた。

「誰が中立か」はなかなか判断が難しいかもしれない。

しかし普段の言論や行動から明らかに主義主張が明確な場合もある。

その後政府は有識者会議での審議結果をあたかも金科玉条のように取り扱う。

これはいかがなものか。

ゆえにそのメンバー選定には一定のルールが必要だ。

また任期制も必要かもしれない。

どうも今の有識者会議を見ていると政権側に偏っているように見えるのは気のせいか・・・・。


ISILの脅迫声明に思う

2015年02月04日 | 日記

ISILが日本人を標的にしたテロを行うと警告した。

いくら相手の顔が見えないとはいえ(いや顔が見えないからというべきか・・・)日本人で全く脅威を感じないものは皆無ではないかと思う。

ISILが国境線の中に存在する国ならあるいは入国しなければ難は避けられるかもしれない。

ところがISILは国境を有しないどころか中東、北アフリカ、東南アジア各国で勢力を拡大しているのだ。

残念なことだが我が国の海外経済活動は相当影響を受ける、もしくはシュリンクするのではないか。

これは駐在武官を増員すれば済むというものではない。

「邦人の安全確保に総力をかたむける」といくら政府が言っても生命の安全を100%保証するものではないことは先日の例でも分かる。

結局自分の身柄は自分が守るしかない。

今後は準交戦状態が果てしなく続くことになるのかもしれない・・・。

 

 

 


スカイマーク社の株価急落に思う

2015年02月02日 | 日記

スカイマーク社の株価が前週末の157円から19円まで値を下げた。

値幅制限撤廃とはいえ僅か一日で88%ダウンは衝撃的だ。

今から思えばあのエアバス6機発注はあまりにも無謀だった。

残念ながらトップの暴走を食い止める土壌はなかった。

そのトップは会社を去ることになったが企業の生き残り策はだれが担うのか。

ANA,JALとの共同運航などうまく機能するのだろうか。

折角LCCのパイオニアとして出発したはずなのにこれでは2大キャリアの狭間で埋没してしまうのではないか。

2大キャリアがエアバスA380だったかの肩代わりを行いスカイマークはLCCに徹する軌道修正が自然だと思うがどうだろう。

10年以上前に一度だけスカイマーク社の羽田ー鹿児島便を利用したことがある。

1000円ほど通常料金に上乗せして快適なフライトを楽しんだ記憶がある。

やはりスカイマークはLCCのトップリーダーとして再建を進めて欲しいと思う。

 


横綱の思いがけない所作に思う(その2)

2015年02月01日 | 日記

昨日夜のバラエティ番組(生放送)で横綱白鵬が稀勢の里戦判定について行った「物言い」の件で謝罪していた。

親方だけでなく本人が直接カメラの前で謝罪したことによりこれでようやく一件落着だ、記者会見の席ではないのだが。

一方千秋楽の入場遅れの方はお咎めなしのままだ。

同時に入場するはずの日馬富士は待ちぼうけ、結局2人は土俵上で取組が行われている最中入場したわけだが全く見苦しい光景だった。

個人的にはこちらの方が罪は大きいと思う。

協会はキチンと総括すべきだと思うが何か協会側にも落ち度があったのだろうか。

おりしも先場所は15日間全て「大入満員」だったとか・・・。

慢心があったとしたら早めに戒めることが肝要だ。