ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩するのか?

子宮筋腫の診療ガイドライン

2008-12-14 | 子宮筋腫
当院には子宮筋腫の患者が多数来院する。私の外来を受診する人の多くは、手術希望ということで受診するものの手術適応にはならないもののほうが多い。

子宮内膜症に関しては、日本産科婦人科学会による子宮内膜症取扱い規約やESHREによる子宮内膜症の診断・治療ガイドラインなどがあるが、子宮筋腫治療に関するガイドラインは日本にはない。

ところが、たんぽぽのホームページをみてみると、カナダの子宮筋腫診療ガイドライン(邦訳)が載せられていた。これは、2003年に作成されたものなので内容は決して新しいとはいえないが、最近の子宮筋腫の新しい治療としては集束超音波くらいしかないので、古くなってはいない。(腹腔鏡下筋腫融解術は日本では行われていない。)

一般の方にとっては、すこし難解な内容かもしれないが、治療方法の選択にあたっては十分参考になると思う。
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