08/11/22 深夜寄席(芸協)

春風亭笑松…『浮世床－夢－』
※楽屋から高座への出に小柳枝師匠の“匂い”がする笑松さん
マクラが長かった印象でちょっと重い雰囲気でしたが、“小便で富士山”のあたりから盛り上がりました

三笑亭可龍…『街角のあの娘』
※「らくごまつり」や「学校寄席」のマクラで客層を探るモンチッチ…間違えた、可龍さん
「“らくごまつり”は大盛況だったのでマスコミも取り上げるかと思ったら、○○に持って行かれた・・・」
ちなみにアタシは同世代ですから「泰葉派」です
ペットボトルの水をかぶるのなんて、アタシらの世代では当たり前のことですよ！
マスコミは何をあんなに大騒ぎしてんだろ？
これからアタシのことは【短髪豚野郎】って呼んで下さい
で、モンチッチ…間違えた、可龍さんは、「他の３人が古典をやるので…」と瀧川鯉朝師匠の名作『街角のあの娘』で勝負！
ペコちゃんの科白の「～しているのぉ」という語尾に“鯉朝taste”が入っていました
☆可龍さんのブログによると、今のヘアスタイルの評判が大層悪いようですが、アタシは自分が坊主頭だから短い髪型は好きですよ

三笑亭夢吉…『熊の皮』
※この噺、もう少し面白いクスグリがあるんですが、それが少なかったのが残念…
それにしても夢吉さんから『中ピ連』という単語が出るとは
客席からも「懐かしい！」という声が上がっていましたが、代表だった榎美沙子さんって、今頃どうしているんだろ？

昔昔亭桃之助…『堀ノ内』
※「粗忽者の亭主」「気の強い、しっかり者のおかみさん」「腰巻」・・・なんで同じようなネタを選ぶのかなぁ
マクラがことごとく不発。
『堀ノ内』に入っても亭主のそそっかしさが全く感じられませんでした。
「だから私にトリを取らせちゃダメなんだ」ってぼやいてましたが、今日はハナから自信のようなものが見られませんでした。萎縮していたのかな？