演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/11/23 よせたなべ(お江戸両国亭)

2008-11-23 | 講談協会
田辺銀冶…『村越茂助 左七文字』

田辺凌鶴…『ドアラと星野JAPAN』

田辺一邑…『長州ファイブ 若き日の英国密航』

田辺凌鶴…『雲右衛門の墓』


今回、一凜さんの出演はありませんが、最近銀冶さんの講談が気になってきて・・・

その銀冶さん
先日の「一凜托生の会」では『村越三十郎』でしたが、今回は『村越茂助』になっていました。
「茂助」を「三十郎」と言ってしまったり、二つの名前がごっちゃになってしまったり
終演後、銀冶さんに伺ったら、“茂助”と“三十郎”が同一人物なのか否か悩んでいるようでした。

凌鶴さん
原稿を読みながらの高座。
北京五輪で不調だった岩瀬と森野の中日勢を励ますために、ドアラが激励に中国まで行く?・・・という楽しい内容でした

一邑さん
井上聞多(馨)・遠藤謹助・山尾庸三・伊藤俊輔(博文)・野村弥吉(井上勝)という長州藩の精鋭5名が留学のためにイギリスへ密航するという内容。
この密航ルートの言い立てが見事でした!

凌鶴さん
今回は一乃さんがお休みのため凌鶴さんが2席務めました。
浪曲の中興の祖、桃中軒雲右衛門の話でしたが、この「桃中軒」というのは沼津駅の駅弁を食べている時に思いついたとか!
「もし横浜で駅弁を食べていたら“崎陽軒”になっていたかも?」という所で大笑いしてしまいました。