演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/11/15 上野広小路亭中席

2009-11-15 | 芸協定席見ブんログ
久々の好天秋晴れ!
今日は寄席に行かずにブラブラしようと思いながらも、足はなぜか上野へ
番組表を見ると伸治師匠が“代バネ”
そのまま吸い込まれるように中へ入ってしまいました


春風亭吉好…『子ほめ』
※初見の前座さん。柳好師匠のお弟子さん…かな
ちょっと“噛む”ことが多かったのですが、声が結構シブいので長い目で見ましょうね!

春風亭昇々…『垂乳根』
※軽い高座なんですが、その中でも落ち着きが出て来たように思います!

瀧川鯉斗…『芝居の喧嘩』
※「某師匠の独演会」「族時代の話」で微妙な空気になった客席を、『芝居の喧嘩』で一変させました。
鯉斗さんの“大立ち回り”は絵になりますね!

春風亭笑松…『ぞろぞろ』
※「鯉斗さんと昇々さんは“落語家イケメングランプリ”でいつも1位、2位にいるんです。・・・で、ワタシが3位です」
思わず『ウソつけ!』とツッコミを入れてしまいました。

春風亭美由紀…「かんちろりん~さのさ節~『第九』ドイツ語バージョン~かっぽれ(ロングバージョン)」
※「かんちろりん」を聴くと『年末だなぁ…』と感じます。
ちょっと早いけどね!

桂歌若…『転失気』
(桂竹丸休演)

春雨や雷蔵…『猫久』
三遊亭左遊順序変更)
※初めて聴く噺。また聴きたいっス。

東京丸・京平…「漫才」
※「常連さんがいるから…」と、珍しく花菱アチャコ・横山エンタツの「早慶戦」やミスワカナ・玉松一郎のマネを披露!・・・と言っても、いつも通りグダグダでしたが・・・

三遊亭左遊…『転宅』
春雨や雷蔵順序変更)
※この静けさは何だ???

《お仲入り》

神田紫…『お富与三郎 -出会い-』
※数多く聴いている『お富与三郎』ですが、先生では初めて!
見得を切る場面で声を掛けられませんでした・・・

宮田章司…「江戸売り声」

三遊亭笑遊…『代り目』
※珍しく(?)黒紋付で登場!
本題に入ろうとして、客席にいるのに気付かなかった常連さんと目が合ったらしく(?)、『ちょっと違う噺をやろう・・・』
当初は何をやる予定だったのでしょうか???
笑遊師匠の『代り目』はおそらく初聴き
「師匠のお宅そのままなのかなぁ?」と感じさせる一席でした!

三遊亭遊三…『高砂や』

松旭斎小天華…「奇術」
北見マキ休演)

桂伸治…『お見立て』
三遊亭圓丸休演)
※「待ってました、大門町!」の掛け声に嬉しそうな伸治師匠。
“代バネ”であることを言ったものの、広小路亭は当日の出演者表を配るのでほとんどのお客さんは「ポカ~ン」
伸治師匠の“喜助”は、「宿屋の仇討」の伊八のように右往左往する様子がおかしいですね!

ところで、このブログでは開設以来一貫して『代り目』という表記で通しています。
ほかの方のブログやネット上では「替り目」「替わり目」「代わり目」という表記が多く、実際に悩んでいたのですが・・・
広小路亭は終演後に今日の“ネタ帳”が張り出されます。

まさに、“我が意を得たり”の思いです
・・・まぁ、たまたまでしょうけどね・・・

入場時はあんなに晴れていた空も、終演時には陽も西に傾き・・・

今は秋なのか?冬なのか?