演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/11/07 深夜寄席(芸協)

2009-11-07 | 深夜寄席見ブんログ
橘ノ双葉…『雑俳』
※場内の静けさにも負けず、まさに“我が道を行く”双葉さん!
『雑俳』に入ってからのやり取りには「一日の長」が見られたものの、クスグリや間という面をもっと頑張って欲しいですね!

昔々亭慎太郎…『家族旅行作文』
※やや重い客席の空気を一変させたのは流石です!
おなじみのネタですが、何回聴いてもオヤジのダメダメぶりに笑わされました

三笑亭可龍…『締め込み』
※開演前の私服は珍しくネクタイ姿だった可龍さん。
亭主に濡れ衣を着せられて怒り心頭のおかみさんに、遊雀師匠の「堪忍袋」がダブって見えました!

笑福亭和光…『神の糸』
※釈台を見台代わりに使用。
初めての新作だそうですが、現代の目線、寄席ギャグ、意外な展開に笑いっ放し!
「地獄八景亡者戯」をモチーフにしているかどうかはわかりませんが、意外(失礼)にも新作の素養があると感じた一席でした!

奇しくも来年の真打が2名出演した今回。
慎太郎さんが「新作」、可龍さんが「古典」と実力を遺憾なく発揮し、その流れを「初新作」の和光さんが壊さずに盛り上げたのではないでしょうか?
札幌の悔しさを忘れさせてくれる楽しい深夜寄席でした!!