三遊亭鳳笑…『牛ほめ』
一龍斎貞鏡…『出世田沼』
古今亭志ん八…『初天神』
一龍斎貞山…『赤穂義士外伝 -天野屋利兵衛-』
(文学部国文学科)
《お仲入り》
三遊亭神楽…『垂乳根』
(法学部法学科)
古今亭菊龍…『景清』
【「であい寄席」チラシ】※クリックすると大きくなります
東京メトロに2本ある“ぴょっこっと飛び出ている”線のひとつ、千代田線北綾瀬支線の「北綾瀬」駅。
余程のことがない限り乗ることは無いと思っていましたが、余程のことがあったので行って来ました!
【北綾瀬】
会場は日蓮宗の「法立寺(ほうりゅうじ)」、北綾瀬駅からすぐの便利な場所にありました。
【法立寺正面】
日蓮宗ということは、そう我が母校「立正大学」関係者による演芸会。
先月の明大寄席では肩身の狭い思いをしましたが、今回は堂々と胸を張って受付へ!
【高座】
◎鳳笑さん
鳳楽師匠のお弟子さんだそうで、ちょっと昇々さんに雰囲気が似ている感じ。
前座さんながら破格の20分高座で会場を温めました!
◎貞鏡さん
貞鏡さん自武蔵大学卒業ですが、貞山先生のお弟子さんということで(?)紅一点の出演
あまり聴かないマクラを振って、いざ読み物に入ろうとしたら・・・
最初の言葉が出て来ませんでした
それでも落ち着いて気を入れ直し、アタシの好きな『出世田沼』を15分。
今はまだ修業の身。マクラで笑いを取るよりも、きっちりとした高座を努めることに専心した方が良いですね。
◎志ん八さん
アタシの寄席の持論の一つに、
「『顔と名前だけでも覚えて下さい』という落語家は、印象に残らない」
というのがあるのですが、志ん八さんはそんな持論を見事に覆しました。
金坊が頭の上で手を合わせる“おねだりポーズ”や、それに翻弄されるお父っつぁん。
客席で携帯電話が鳴ってもすかさずクスグリに入れるアドリブ性。
場内を爆笑の渦に包み込んだ30分高座でした!
◎貞山先生
何度か書いたことがありますが、貞山先生は「立正大学文学部国文学科卒業」。
つまりアタシの大先輩にあたるわけで、その大先輩から大好きな義士伝を聴けて幸せ~
やはりこの時期の講談は「義士伝」ですな!
◎神楽師匠
「魅惑のワンダーランド 法立寺へようこそおいで下さいました!」
定番マクラで高座に登場の神楽師匠。
「パ愛会」や「WWW旗揚げ興行」で高座姿には接していますが、まともな(!)落語を聴くのは初めて!
まずは師匠である圓楽師のことを話題にしますが、会場が沈んだのを察知するや、立正大学野球部が明治神宮野球大会・大学の部で「初出場・初優勝」という偉業を達成した話題に転換して会場を盛り上げました
空気が温まったところで「ちょうど今、(圓楽師の)お別れ会が始まったところです」と、亡き師の思い出話。
さらに、冒頭にも書きましたが“北綾瀬支線”に乗って北綾瀬に来た喜びを、
「地元の方にはわからないでしょうが、マニアにはたまらなく嬉しいことなんですよ!」(ウン、ウン、同意)
『垂乳根』も間とかクスグリで場内を和ませ、「酔って件の如し」だけで終わらないサゲでした
時間も40分という大熱演。足が痺れたらしく、高座を下りるのが辛そうな一幕も・・・
◎菊龍師匠
初見の師匠。
「住職でありません。この頭を見て『住職より貫禄がある』とよく言われますが…」
熱演続きで時間がおしていたのか、マクラもそこそこに『景清』へ。
初めて聴く噺で、あまり笑いのある内容ではありませんが、菊龍師匠の風貌と「景清」がマッチし、日蓮宗のお寺で日朝上人が登場するおめでたい一席でお開きとなりました!
一龍斎貞鏡…『出世田沼』
古今亭志ん八…『初天神』
一龍斎貞山…『赤穂義士外伝 -天野屋利兵衛-』
(文学部国文学科)
《お仲入り》
三遊亭神楽…『垂乳根』
(法学部法学科)
古今亭菊龍…『景清』
【「であい寄席」チラシ】※クリックすると大きくなります
東京メトロに2本ある“ぴょっこっと飛び出ている”線のひとつ、千代田線北綾瀬支線の「北綾瀬」駅。
余程のことがない限り乗ることは無いと思っていましたが、余程のことがあったので行って来ました!
【北綾瀬】
会場は日蓮宗の「法立寺(ほうりゅうじ)」、北綾瀬駅からすぐの便利な場所にありました。
【法立寺正面】
日蓮宗ということは、そう我が母校「立正大学」関係者による演芸会。
先月の明大寄席では肩身の狭い思いをしましたが、今回は堂々と胸を張って受付へ!
【高座】
◎鳳笑さん
鳳楽師匠のお弟子さんだそうで、ちょっと昇々さんに雰囲気が似ている感じ。
前座さんながら破格の20分高座で会場を温めました!
◎貞鏡さん
貞鏡さん自武蔵大学卒業ですが、貞山先生のお弟子さんということで(?)紅一点の出演
あまり聴かないマクラを振って、いざ読み物に入ろうとしたら・・・
最初の言葉が出て来ませんでした
それでも落ち着いて気を入れ直し、アタシの好きな『出世田沼』を15分。
今はまだ修業の身。マクラで笑いを取るよりも、きっちりとした高座を努めることに専心した方が良いですね。
◎志ん八さん
アタシの寄席の持論の一つに、
「『顔と名前だけでも覚えて下さい』という落語家は、印象に残らない」
というのがあるのですが、志ん八さんはそんな持論を見事に覆しました。
金坊が頭の上で手を合わせる“おねだりポーズ”や、それに翻弄されるお父っつぁん。
客席で携帯電話が鳴ってもすかさずクスグリに入れるアドリブ性。
場内を爆笑の渦に包み込んだ30分高座でした!
◎貞山先生
何度か書いたことがありますが、貞山先生は「立正大学文学部国文学科卒業」。
つまりアタシの大先輩にあたるわけで、その大先輩から大好きな義士伝を聴けて幸せ~
やはりこの時期の講談は「義士伝」ですな!
◎神楽師匠
「魅惑のワンダーランド 法立寺へようこそおいで下さいました!」
定番マクラで高座に登場の神楽師匠。
「パ愛会」や「WWW旗揚げ興行」で高座姿には接していますが、まともな(!)落語を聴くのは初めて!
まずは師匠である圓楽師のことを話題にしますが、会場が沈んだのを察知するや、立正大学野球部が明治神宮野球大会・大学の部で「初出場・初優勝」という偉業を達成した話題に転換して会場を盛り上げました
空気が温まったところで「ちょうど今、(圓楽師の)お別れ会が始まったところです」と、亡き師の思い出話。
さらに、冒頭にも書きましたが“北綾瀬支線”に乗って北綾瀬に来た喜びを、
「地元の方にはわからないでしょうが、マニアにはたまらなく嬉しいことなんですよ!」(ウン、ウン、同意)
『垂乳根』も間とかクスグリで場内を和ませ、「酔って件の如し」だけで終わらないサゲでした
時間も40分という大熱演。足が痺れたらしく、高座を下りるのが辛そうな一幕も・・・
◎菊龍師匠
初見の師匠。
「住職でありません。この頭を見て『住職より貫禄がある』とよく言われますが…」
熱演続きで時間がおしていたのか、マクラもそこそこに『景清』へ。
初めて聴く噺で、あまり笑いのある内容ではありませんが、菊龍師匠の風貌と「景清」がマッチし、日蓮宗のお寺で日朝上人が登場するおめでたい一席でお開きとなりました!