09/11/24 第90夜 三遊亭愛楽勉強会(中板橋・蒔田鮨)

三遊亭愛楽・一龍斎貞鏡・・・「フリートーク」

三遊亭楽大…『三ぼうの小噺』
※『八九升』のようです。・・・（本項は11月25日に書き足しました）

三遊亭愛楽…『饅頭怖い』

《お仲入り》

一龍斎貞鏡…『源平盛衰記 －扇の的－』

三遊亭愛楽…『芝浜』


ご心配をおかけして申し訳ありません
葛根湯を服用で万全とは言えないまでも、少しずつ快復しております

今日は東武東上線の「中板橋」駅にある『蒔田鮨』さんで、三遊亭愛楽師匠の勉強会。
末廣亭や「こふんよ講談会」にも気があったのですが・・・
会場は４０人も入れば満杯という所ですが、それ以上のまさしく“すし詰め”状態

まずは愛楽師匠と貞鏡さんが私服で“フリートーク”。
「師匠のこと」「しくじり話」がテーマとなって進められましたが、愛楽師匠の巧みで軽妙な話術に、貞鏡さんから「えっ、こんなこと言っちゃうの？」的な発言が飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。
・・・もっとも一番盛り上がって笑い転げていたのは、貞鏡さん本人でしたが・・・

◎楽大さん
楽太郎師匠の４番弟子で恰幅のいい落語家さんです。
一門の話から寄席の“三ぼう”の小噺で場内を温めました。
（実は“人いきれ”で暑いくらいでしたが・・・）

◎愛楽師匠（１席目）
最近、「学校寄席」の公演が増えてきて、噺家生活年目にして『饅頭怖い』の“ネタおろし”だそうです
当たり前の『饅頭怖い』・・・になるはずもなく、怖いものを言い合う場面では『猫とアヒル』なんていうのも出て来たり、おかまキャラももちろん登場して爆笑の高座を楽しませていただきました！
(ちなみにアタシもあのＣＭは、可愛いというより“怖い”と思っています)

◎貞鏡さん
高座での“あがり症”の克服について愛楽師匠から、
『自分が高座で楽しむこと』
とアドバイスされたそうですが、ということはまずは精神面の改善から
今回は９月の「講談夜席」以来の『扇の的』
老若男女が揃った会場で、那須与一とはナイスな演目！
じっくりと“硬派”な講談を楽しみました！

◎愛楽師匠（２席目）
こちらも重厚に噺を進めながら、間に現代的なクスグリやおかまキャラを織り込み、笑いの多い『芝浜』を堪能させていただきました！

お寿司屋さんが会場なので楽しい打上げを期待していたのですが、残念ながらそれは無し
給料日前なので手銭でカウンターに座る財力も勇気もなかったので、おとなしく東武東上線に乗り込みました。
寿司食いてぇよ～