演芸見ブんログ

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10/05/22 であい寄席~春亭~(日暮里・善性寺)

2010-05-22 | 講談会・落語会

【であい寄席】チラシ ※クリックすると大きくなるかも

昨年11月の秋亭から半年。
立正大学関係者による【であい寄席】。今回は「日暮里サニーホール」そばの関妙山善性寺が会場です。
徳川六代将軍・家宣公の生母・長昌院が葬られている、将軍家ゆかりのお寺。
立正大学学長を務められた石橋湛山元首相や、不滅の69連勝を誇る大横綱・双葉山のお墓もあります。
もちろん、立正大学卒業の相撲ファンとして手を合わさせていただきました。


一龍斎貞鏡…『柳生二蓋笠』(18分12秒)
※今回は“ひきごと”を入れることもなく、おなじみの『柳生二蓋笠』をタップリ!

古今亭志ん八…『熊の皮』(18分47秒)
※「名前と顔だけでも覚えて下さい」の自己紹介がちょっとクドかったかな?
『熊の皮』も、もっと弾けてもいいように思いますが・・・

ガッポリ建設…「コント」(25分49秒)
※鈴々舎馬風門下にいた室田稔さん(立正大学OB)と、三遊亭圓丈門下にいた小堀敏夫さんのコンビ。
コントだけでなく、フリートークに漫才などを30分!
終盤、ちょっと息切れ気味でしたが・・・

三遊亭神楽…『黄金の大黒』(31分56秒)
※「青森観光大使」に任命されたという神楽師匠
今年12月4日の東北新幹線「八戸-新青森」開業を前に、“大使”として青森をアピール!
精力的に活動されているようです
ただ、本題の方は「熊の皮」と付いちゃった感じ・・・

《お仲入り》

古今亭菊龍…『蜘蛛駕籠』(31分01秒)
※週初めにノドを痛めてしまったという菊龍師匠。
今朝、奇跡的に痛みは治まったようで…

一龍斎貞山…『奉行と検校』(26分45秒)
※こちらもおなじみ「松平根岸守と塙保己一」の感動秘話


《お仲入り》後に、善性寺住職からお寺や周辺の由来についてお話がありました。
昔はお寺の前に「王子街道」があり、「音無川」が流れていた。
「谷中生姜」は音無川の水で作られた。
上野戦争で官軍に追われた彰義隊士が芋坂を通って善性寺に逃げて来た。
着替えている途中、追ってきた官軍に「葵の御紋」を見られてしまった。
現住職のお父様が、先代の三平師と同級生。

興味深いお話でしたが、本当に住職って「話し上手」な方が多いです。
やはり普段から「法話」などをお話しているからなんでしょうね!