写真は、聖護院門跡 (本文との関係はない)
毎朝、愛犬を散歩させている。小型犬であるが、しばしば人を噛む。私以外の飼い主たちも一通り噛まれている。
近所、親戚、友人、公園などの子供達。動物病院の他の患者(の主)など、その都度平謝り。
大変深く反省している。ここ数年、リードを持つ手を緩めた事はない。体に括りつけた時もある。
ところが、今朝、許せないことがあった。
大型犬の真っ黒な「犬」をリード無しで散歩させている。突進して犬は嬉しそうに、吾輩に向かって来た。
しかし、見知らぬ犬はやはり怖い。
近所で時々、リード無しで散歩させている人をよく見かける。
一瞬、我が噛み犬を放出しようかとも思った。飼い主を噛ませるのは可能だが、残念ながら、相手の犬への殺傷能力はない。
ようーしっ!相手の犬との対決は飼い主の吾輩が担当する。前足と後ろ足を同時につかみ、頭上高く持ち上げて、犬の金玉をぎゅっとつかんだら、犬はキャンキャンと涙を流す。許さぬと、吾輩は地面にたたきつけると、犬は何と、妊娠中で大きなお腹から子犬を数匹出産した。
落語「鉄砲ゆうすけ」から、引用。
事実は、近所代表として、厳重に注意しリードの使用をお願いしておいた。