この時期、流行語大賞や年間ランキングなど、目白押しだ。
しかし、ちょっと待て、12月は良いのか?11月までで年間のトップを決めてよいのか。野球の試合なら9回を待たずMVPはじめ表彰選手を決めてしまうようなものだ。最終回にとんでもない逆転劇を演じたり、12月に入って大事件が発生し流行語になったらどうするのか?
なんでも早く早く、先んじるのを良しとすべきではない。ハロウィンが終われば巷にクリスマスソング、25日が過ぎればお正月飾りと年々せわしなくなって行く。みかんを食べながら炬燵で、除夜の鐘を聞きながら静かに本年を振り返る。そんな情緒は今やなく、冬休み突入と同時に早々に旅行に出かる。ゆっくり今年を振り返り新年への誓いを立てるということはもうないのか?
12月の身にもなって見よ。師走(先生も走る)というくらい忙しいのに、あらゆる賞レースの埒外に置かれた挙句、1年を振り返る重要月とも言われず、いつの間にか1月に引き継いて行かねばならない。自己主張したり12月の定義・役割も放棄させられて気の毒なものだ。
12月の復権を!!!
是非、12月の(人権)値打ちを回復為には、各種年間大賞は大晦日か、翌年早々での発表としたいものだ。
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