51 関西ダービー
遂に、遂に関西球団による日本シリーズが開幕する。
筆者は、CSで、「阪神がこけて関西ダービー実現せず?」と、恐れていた。それほど現実味がなく今でも実感がない。
明治維新に京都から東京へ「遷都」し、以来、関西は地位の低下に苦しんできた。前回の大阪万博で一瞬、関西復権がなったが、その時代の阪神VS南海の御堂筋決戦以来、59年ぶりの関西ダービーだ。今、2年後の関西万博は盛り上がりに欠けるが、本日からのシリーズには期待したい。
東京では白けていると聞くが、いやいや関西出身の人の多い事は間違いない。また、人生の機微の分かる人は阪神を応援し、権力や地位に連綿とする人間は巨人を応援する。不屈の関西魂はここに花開き、人類の王道を示す時が来た。金や権力の為に生きるのではなく、正義の為に戦うのである。企業もスポーツも勝利や利益のみに走るのではない。パナソニックもシャープも矜持を持っていたからこそ現存している。権力や国策と結びついた東芝は今は無い。
阪神、「大坂タイガース」は、子供に夢を与え大人に勇気をくれる。勝ち負けではない。人の矜持を示してくれるのだ。オリックスも良い球団である。7試合すべて見せてほしい、そして4勝3負で決着して御堂筋パレードだ。
そして、京都に天皇に還幸願い、京(みやこ)を京都に戻す。東京は、東の京都として政治の中心とする。
日本国準国家は、もちろん「六甲おろし」である。
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